ツバメウオ
ツバメウオの形態写真一覧 (クリックで下に拡大表示)
![SL(体長)40cm前後になる。稚魚、若魚では背鰭、尻鰭が著しく長く成長とともに短くなる。体色は鈍い褐色で輝かない。腹鰭後方少し上に濃い褐色斑がある。腹鰭は真っ黒ではなく褐色。[成魚]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/672/Thumb500/tubameuo.jpg)
![SL(体長)40cm前後になる。稚魚、若魚では背鰭、尻鰭が著しく長く成長とともに短くなる。体色は鈍い褐色で輝かない。腹鰭は真っ黒ではなく褐色。[若魚]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/672/Thumb500/tubameuo0.jpg)
![SL(体長)40cm前後になる。稚魚、若魚では背鰭、尻鰭が著しく長く成長とともに短くなる。体色は鈍い褐色で輝かない。腹鰭は真っ黒ではなく褐色。[若魚]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/672/Thumb500/tubameuo00.jpg)
SL(体長)40cm前後になる。稚魚、若魚では背鰭、尻鰭が著しく長く成長とともに短くなる。体色は鈍い褐色で輝かない。腹鰭後方少し上に濃い褐色斑がある。腹鰭は真っ黒ではなく褐色。[成魚]
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
分類 | 顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目ニザダイ亜目マンジュウダイ科ツバメウオ属
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外国名 | Longfin batfish
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学名 | Platax teira (Forsskål,1775)
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漢字・学名由来 | 漢字 燕魚。 由来・語源 神奈川県江ノ島周辺、和歌山県田辺での呼び名を標準和名とした。姿形から。 Forsskål ペール・フォルスコール(ペーテル・フォルスコール)。記載は1775年に『諸動物の記載』【DESCRIPTIONES ANIMALIUM』(PETRUS FORSSKÅL,1732-1763 CARSTEN NIEBUHR,1733-1815】。『コペンハーゲンの教授ペーテル・フォルスコールによって東方への旅行中に観察された哺乳類、鳥類、両生類、魚類、昆虫類および下等動物の記載。著者の没後、カールステン・ニーブールによって編纂さる付録として海路の薬用草本〔の目録〕と紅海の地図を付す』。紅海東岸の魚類をミナミヒメジ、バラハタ、オオモンハタ、ナミハタ、ナンヨウツバメウオ、トゲチョウチョウウオ、モンツキクロハギほか。ペール・フォルスコールは1763年マラリアのためにイェリームの町(現イエメン)にて客死。 |
地方名・市場名 | 地方名・市場名は長いため下部に表示しました。クリックでジャンプします。 |
概要 
生息域
海水魚。沿岸域。
北海道釧路〜九州南岸の太平洋沿岸、伊豆諸島、新潟県〜長崎県の日本海沿岸、屋久島、琉球列島、小笠原諸島、東大東島。インド〜西太平洋。
北海道釧路〜九州南岸の太平洋沿岸、伊豆諸島、新潟県〜長崎県の日本海沿岸、屋久島、琉球列島、小笠原諸島、東大東島。インド〜西太平洋。
生態
■ 稚魚のときにはまるで木の葉のように擬態しているという。
■ 成魚は沖合の中層域で大きな群れを作る。
■ 成魚は沖合の中層域で大きな群れを作る。
基本情報
北海道以南の浅場に広く生息する。
国内ではマイナー魚であるが、熱帯域では普通の食用魚である。
近年、温暖化のためか流通上で見る機会が増えている。
希に臭みのある固体があるが、身質がよく脂がのっている。
国内ではマイナー魚であるが、熱帯域では普通の食用魚である。
近年、温暖化のためか流通上で見る機会が増えている。
希に臭みのある固体があるが、身質がよく脂がのっている。
水産基本情報
市場での評価 熱帯域では周年、本州などでは夏から秋に入荷。入荷量は非常に少ない。値は不安定。
漁法 定置網
産地 和歌山県、長崎県、大分県など
漁法 定置網
産地 和歌山県、長崎県、大分県など
選び方・食べ方・その他 
選び方
大型で色合いがくすんでいないもの。触ってぬめりのないもの。
味わい
旬は夏から冬だと思う。
鱗は細かく取りやすい。皮は厚みがあって強い。骨はやや硬い。
きれいな白身で血合いは弱い。熱を通してもあまり強く締まらない。
注/ときどき臭みのある固体がいる。
鱗は細かく取りやすい。皮は厚みがあって強い。骨はやや硬い。
きれいな白身で血合いは弱い。熱を通してもあまり強く締まらない。
注/ときどき臭みのある固体がいる。
栄養
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寄生虫
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食べ方・料理法・作り方(お勧め順)
ツバメウオの料理法・調理法・食べ方/生食(刺身)、煮る(煮つけ)、揚げる(唐揚げ)、汁(みそ汁)

ツバメウオの刺身 身に厚みがないものの、活け締めは血合いが弱く見た目にもきれいだ。三枚に下ろして、皮を引き刺身状に切る。身は締まっていて食感が心地よい。甘味、うま味も豊かで非常においしい。





好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
伊豆諸島では防波堤などからの浮きづりなどで釣れる。
歴史・ことわざなど
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