ツノガレイ
ツノガレイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
珍魚度・珍しさ | ★★★★ 正に珍魚・激レア生物 |
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魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水魚。水深150-300の砂泥地。
北海道全域。
朝鮮半島東岸中部〜間宮海峡の日本海沿岸、サハリン〜オホーツク海北部、チュクチ海〜ベーリング海東部をへてアラスカ湾。
生態
産卵期は3月〜7月。
基本情報
北海道を南限とするカレイで、しかも国内では主に深場にいるためか水揚げ量が少ない。
Alaska plaice というくらいなので、国内よりもアラスカ湾などで生息水深が浅く漁獲量が多いのだと考えている。
大西洋のツノガレイ属は冷凍フィレ、ドレスなどに加工されているが、北太平洋のものはまだ知らない。
大型になり、身が均質で嫌みがない。非常に上質の白身なのに冷凍流通しないのは、北太平洋での漁獲量が少ないのかも。
珍魚度 北海道の漁業者にとっては珍しい魚ではないが、消費者にとってはめったに手に入らないといった魚である。珍魚といってもいいだろう。
水産基本情報
市場での評価/関東などにはまったく入荷しない。一定の評価はない。
漁法/刺網
産地/北海道
選び方・食べ方・その他
選び方
触って硬いもの。裏面の黄が強いものがいい。
味わい
旬は春〜夏ではないかと思う。
鱗は小さく取りやすい。皮は厚みがあって強い。骨はあまり硬くない。
透明感のある白身で血合いはとても薄い。熱を通しても硬く締まらない。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
ツノガレイの料理・レシピ・食べ方/生食(刺身、昆布締め)、揚げる(フライ、唐揚げ)、ソテー(ムニエル)、煮る(煮つけ)、汁(潮汁)、焼く(塩焼き)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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