スミツキハナダイ

スミツキハナダイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
12cm SL 前後になる。左右に平たく体高が高い。尾鰭上葉が糸状に伸びる。体側に真珠色の花びらを思わせる白い斑紋があり、尾鰭に明瞭な黒い斑紋がある。[12cm SL ・50g]
12cm SL 前後になる。左右に平たく体高が高い。尾鰭上葉が糸状に伸びる。体側に真珠色の花びらを思わせる白い斑紋があり、尾鰭に明瞭な黒い斑紋がある。[12cm SL ・50g]
体側に真珠色の花びらを思わせる白い斑紋があり、尾鰭に明瞭な黒い斑紋がある。
12cm SL 前後になる。左右に平たく体高が高い。尾鰭上葉が糸状に伸びる。体側に真珠色の花びらを思わせる白い斑紋があり、尾鰭に明瞭な黒い斑紋がある。[12cm SL ・50g]
珍魚度・珍しさ★★★★
正に珍魚・激レア生物
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度
食用として認知されていない
味の評価度 ★★★
美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目ハナダイ科ハナダイ亜科スミツキハナダイ属
外国名
学名
Selenanthias analis Tanaka, 1918
漢字・学名由来

漢字/墨附花鯛 Standard Japanese name / Sumitsukihanadai
由来・語源/田中茂穂の命名。〈臀鰭外縁に近く大きい一つの黒化食の斑紋がある。〉『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)

Tanaka
田中茂穂(Shigeho Tanaka 明治11-昭和49 1878-1974 高知県)。東京帝国大学にて魚類の分類を始める。日本近代魚類学の父。170種前後の新種を記載。献名された種も少なくない。
地方名・市場名

概要

生息域

海水魚。水深40〜340mの沿岸や大陸棚縁辺〜斜面の岩礁や砂泥地。
東京魚市場(田中茂穂が発見したところで、日本橋魚河岸だろう)、[東京湾口]、伊豆大島、静岡県大瀬崎、志摩半島、和歌山県富田・串本、土佐湾、愛媛県高茂岬、九州南岸、沖縄舟状海盆。
臺灣、フィリピン諸島、オーストラリア西岸。

生態

基本情報

派手できれいなのが多いハナダイ科の中でももっとも美しい魚だ。
水揚げ=発見という魚である。生息域も点々としかわからない。
もちろん食用としているかなど皆目わからない。
だいたい小さすぎるので食用魚としての価値もない。
珍魚度 現在のところ未知の部分が多いので珍魚そのものである。

水産基本情報

市場での評価/入荷しない。
漁法/釣り
産地/

選び方・食べ方・その他

選び方

色鮮やかなもの。触って張りのあるもの。鰓が赤いもの。

味わい

旬は不明。
鱗は硬いが取りやすい。皮は厚く、骨はあまり硬くない。
白身で血合いがきれい。熱を通しても硬くならない。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

スミツキハナダイの料理・レシピ・食べ方/煮る(煮つけ)
スミツキハナダイの煮つけ
あまりにも小さいので、食べではないが、煮ると身が適度にしまり、甘味・うま味が感じられる。身離れがいいのも魅力的である。小さい割りに存在感がある。
水洗いして、水分をよくきり、酒・砂糖・醤油・水でさっと煮上げる。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど