キンチャクガイ

キンチャクガイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
50mm SH 貝殻は厚みがあり硬い。二等辺三角形に近く底辺が短い。右側に4本、左側に5本の太い放射肋がある。
50mm SH 貝殻は厚みがあり硬い。二等辺三角形に近く底辺が短い。右側に4本、左側に5本の太い放射肋がある。
50mm SH 貝殻は厚みがあり硬い。二等辺三角形に近く底辺が短い。右側に4本、左側に5本の太い放射肋がある。
50mm SH 貝殻は厚みがあり硬い。二等辺三角形に近く底辺が短い。右側に4本、左側に5本の太い放射肋がある。
50mm SH 貝殻は厚みがあり硬い。二等辺三角形に近く底辺が短い。右側に4本、左側に5本の太い放射肋がある。
50mm SH 貝殻は厚みがあり硬い。二等辺三角形に近く底辺が短い。右側に4本、左側に5本の太い放射肋がある。

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珍魚度・珍しさ★★★
がんばって探せば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★
知っていたら達人級
食べ物としての重要度
食用として認知されていない
味の評価度 ★★★
美味
分類
軟体動物門二枚貝綱翼形亜綱イタヤガイ目イタヤガイ上科イタヤガイ科キンチャクガイ属
外国名
学名
Decatopecten striatus (Schumacher, 1817)
漢字・学名由来

漢字/巾着貝 Standard Japanese name / Kinchakugai
由来・語源/『六百貝品』から。
和装小物の巾着(きんちゃく)に似ているため。巾着は着物を着るときなどに、小さなものを入れるために作られた布製の袋で、上部を紐でぎゅっと締める。
『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)

六百介品
江戸時代に作られた彩色図譜。600種ほどの貝類を漢名、和名で紹介したもの。著者不明。
Steindachner
Franz Steindachner (フランツ・シュタインダハナー/1834-1919)、オーストリア ウイーン生まれ。魚類学・動物学者。
地方名・市場名

概要

生息域

海水生。水深50mよりも浅い砂礫低。
房総半島・能登半島以南。熱帯西太平洋。

生態

基本情報

国内の暖かい海域の浅い砂地にいる小型の二枚貝。貝柱の片方が退化し、1つだけが大きいなど、小さなホタテガイのような貝である。小さすぎるので利用されていない。味はとてもいいのでもったいないと想う。
珍しさ度 浅場の砂地などに普通だが、専門の漁がないので生きているもの、食べられるものを見つけるのは難しい。濱で探す(ビーチコーミング)と貝殻は簡単に見つけられる。

水産基本情報

市場での評価/流通しない。
漁法/底曳き網
産地/

選び方・食べ方・その他

選び方

味わい

旬などは不明。
食用として認められていない二枚貝である。
貝殻は厚みがあって硬い。軟体部分はホタテガイと同じ構造となっている。
非常に味のいい二枚貝だが、量がまとまらないのが残念である。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

キンチャクガイの料理・レシピ・食べ方/煮る(塩ゆで)
キンチャクガイの塩ゆで 口を開いたときが食べ頃。貝柱には甘味とうま味があり、内臓・生殖巣にも味がある。非常においしい。
貝殻をさっと洗い、塩を入れた湯の中で貝殻が開くまでゆでる。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど