キヌザルガイ

キヌザルガイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
55mm SL 前後になる。卵形に近く、貝殻に直線的な部分がほとんどなく丸味がある。殻頂前後に放射状に棘立った部分があるが、それほど立ち上がることはなく板状にはならない(ザルガイは板状に立ち上がる)。40〜45本の放射肋がある。[愛知県西尾市一色 45mm SL]
55mm SL 前後になる。卵形に近く、貝殻に直線的な部分がほとんどなく丸味がある。殻頂前後に放射状に棘立った部分があるが、それほど立ち上がることはなく板状にはならない(ザルガイは板状に立ち上がる)。40〜45本の放射肋がある。[愛知県西尾市一色 45mm SL]
55mm SL 前後になる。卵形に近く、貝殻に直線的な部分がほとんどなく丸味がある。殻頂前後に放射状に棘立った部分があるが、それほど立ち上がることはなく板状にはならない(ザルガイは板状に立ち上がる)。40〜45本の放射肋がある。[愛知県西尾市一色 45mm SL]
55mm SL 前後になる。卵形に近く、貝殻に直線的な部分がほとんどなく丸味がある。殻頂前後に放射状に棘立った部分があるが、それほど立ち上がることはなく板状にはならない(ザルガイは板状に立ち上がる)。40〜45本の放射肋がある。[愛知県西尾市一色 45mm SL]
55mm SL 前後になる。卵形に近く、貝殻に直線的な部分がほとんどなく丸味がある。殻頂前後に放射状に棘立った部分があるが、それほど立ち上がることはなく板状にはならない(ザルガイは板状に立ち上がる)。40〜45本の放射肋がある。[愛知県西尾市一色 45mm SL]
珍魚度・珍しさ★★★
がんばって探せば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★
美味
分類
軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目ザルガイ超科ザルガイ科ザルガイ亜科Vepricardium属
外国名
学名
Vepricardium arenicola (Reeve, 1845)
漢字・学名由来

漢字/絹笊貝 Standard Japanese name / Kinuarugai
由来・語源/『目八譜』より。ザルガイと比べると放射肋状の顆粒(ぶつぶつしたところ)が弱いからかも。
Vepricardium arenicola (Reeve, 1845) →Acrosterigma maculosum (W. Wood, 1815)→Acrosterigma maculosum (W. Wood, 1815)?

Reeve
Lovell Augustus Reeve (ロベル・オーガスタス・リーブ 1814-1865)、イギリス。貝類学者。
目八譜
1843(天保14)、武蔵石寿(武蔵孫左衛門)が編んだ貝の図譜のひとつ。図は服部雪斎が描く。武蔵石寿は貝類を形態的に類別。1064種を掲載する。現在使われている標準和名の多くが本書からのもの。貝類学的に非常に重要。
武蔵石寿
武蔵石寿(むさし・せきじゅ 玩珂停、明和3-万延元年 1766-1861)。石寿は号、本名は武蔵孫左衛門。250石取りの旗本。赭鞭会。本草学、貝類。西洋の新しい分類学も取り入れようとしていた。『目八譜』(掲載1064種)、『甲介群分品彙』(掲載605種)、『介殻稀品撰』など。現在使われている標準和名の多くがここから来ている。
地方名・市場名

概要

生息域

海水生。潮間帯下部〜水深100mの砂底。
房総半島・能登半島以南。
フィリピン、東南アジア、熱帯太平洋。

生態

基本情報

能登半島・房総半島以南の浅い砂地に生息している。
非常に小型で希にしかとれないので、食用とはならない。
主に貝の収集の対象である。
ただし、とても味がいい。
珍しさ度 流通しない上に水揚げされることが希なので、手に入れるのはとても難しい。

水産基本情報

市場での評価/流通しない。
漁法/底曳き網
産地/

選び方・食べ方・その他

選び方

味わい

旬は春だと思われる。
貝殻は薄いが硬い。軟体は足が黄色くて、形はトリガイに似ている。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

キヌザルガイの料理・レシピ・食べ方/煮る(塩ゆで)
キヌザルガイの塩ゆで トリガイの小型の塩ゆでに似て、食感が強く、甘味が強い。わたに濃厚なうま味がある。非常にうまい。
ざるなどに入れて流水で汚れを落とす。これを2分ほど塩ゆでして放冷する。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど