イシカワシラウオ
代表的な呼び名シラウオ
イシカワシラウオの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
全関連コラム
珍魚度・珍しさ | ★★ 少し努力すれば手に入る |
---|---|
魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水魚。外海の沿岸域に生息。淡水域には入らない。
青森県〜和歌山県の太平洋沿岸。
生態
産卵期は2〜5月。
1年魚。
雌は雄よりも大きくなる。
基本情報
東北太平洋側、茨城県、千葉県などの外洋に面した淡水の影響の少ない海域であがるのがイシカワシラウオである。シラウオが日本海にもいるのに対してとても生息域が狭く。漁業が行われている海域も狭い。
漁期は11月〜翌年の4月。シラウオが汽水域でとれるのとは対照的な存在だ。
国内にはシラウオ、イシカワシラウオ、アリアケシラウオ、アリアケヒメシラウオの4種が生息する。
主に食用となっているのはシラウオとイシカワシラウオで、流通上ともに「しらうお」で区別しないで扱われている。鮮魚以外にも「しらす干し」にもなる。
珍魚度 スーパーなどでもシラウオ以上に並んでいたりするが、それ以前に本種が本種であるか見分ける能力が必要になる
水産基本情報
市場での評価 主に青森県〜茨城県から入荷するもの。鮮魚としらす干しとして入荷。高価。
漁法 船びき網、刺し網
産地 秋田県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、三重県、島根県
選び方・食べ方・その他
選び方
透明感のあるもので、触って硬いもの。白濁しても古くなっているわけではないが、生食にそぐわない。
味わい
旬は冬から春。
小振りで細長いので骨、鱗などは気にならない。
いいだしが出るので汁にも向いている。横川吸虫などの寄生に関しては不明。
栄養
ー
危険性など
ー
食べ方・料理法・作り方
イシカワシラウオの料理・レシピ・食べ方/揚げる(かき揚げ、唐揚げ、フリッター)、煮る(アヒージョ・オイル煮、煮つけ、卵とじ、釜揚げ)、汁(吸物、かき玉汁)、生食(刺身)
好んで食べる地域・名物料理
ー
加工品・名産品
しらす干し 九十九里などで作られている高級品。
釣り情報
ー
歴史・ことわざなど
ー