シマヨシノボリ

Scientific Name / Rhinogobius nagoyae Jordan and Seale, 1906

シマヨシノボリの形態写真

体長5cm前後になる。頭部ほおの周辺にミミズを思わせる縞模様がある。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度


    分類

    顎口上目硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目ハゼ亜目ハゼ科ヨシノボリ属

    外国名

    学名

    Rhinogobius nagoyae Jordan and Seale, 1906

    漢字・学名由来

    漢字 縞葦登
    由来・語源 頭部にミミズを思わせる縞模様があるため。

    地方名・市場名

    チチボ
    場所高知県安芸郡東洋町野根押野 参考20190724 森連(1933年生まれ) 
    ノボリコ
    場所高知県安芸郡東洋町野根押野野根川河口域 参考20190724 森連(1933年生まれ) 

    生息域

    淡水魚。河川の中流域。
    本州(紀伊半島南部をのぞく)、四国、九州、隠岐、対馬、五島列島、種子島、琉球列島。朝鮮半島南部。

    生態

    藻や水生昆虫を食べる雑食性。
    産卵期は5〜7月。雄が砂に少し埋まった石の間に産卵室を作り、雌が産卵。雄は孵化まで卵を守る。
    仔魚は孵化後すぐに海に下り、2〜3ヶ月海で過ごし、15〜20mmに成長してから川を遡上する。

    基本情報

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/瀬能宏(神奈川県立生命の星・地球博物館)
    『日本のハゼ』(監修・瀬能宏 写真・矢野維畿 解説・鈴木寿之、渋川浩一)、『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)、『日本の海水魚』(岡村収、尼岡邦夫編・監修 山と渓谷社)
  • 主食材として「シマヨシノボリ」を使用したレシピ一覧

関連コンテンツ