オオトリガイ
オオトリガイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
120mm SL 前後になる。貝殻は薄く、長楕円形。膨らみは弱い。水管が非常に大きい。 120mm SL 前後になる。貝殻は薄く、長楕円形。膨らみは弱い。水管が非常に大きい。 120mm SL 前後になる。貝殻は薄く、長楕円形。膨らみは弱い。水管が非常に大きい。 120mm SL 前後になる。貝殻は薄く、長楕円形。膨らみは弱い。水管が非常に大きい。 120mm SL 前後になる。貝殻は薄く、長楕円形。膨らみは弱い。水管が非常に大きい。
珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
魚貝の物知り度 |
★★★★★ 知っていたら学者級 |
食べ物としての重要度 |
★ 食用として認知されていない |
味の評価度 |
★★★ 美味 |
分類 |
動物門軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ目バカガイ超科バカガイ科オオトリガイ亜科オオトリガイ属(Lutraria)
|
外国名 |
ー
|
学名 |
Lutraria maxima Jonas,1802
|
漢字・学名由来 |
漢字 鳳貝、大鳥貝 Ootorigai
由来・語源 『六百介品』による。 六百介品 江戸時代に作られた彩色図譜。600種ほどの貝類を漢名、和名で紹介したもの。著者不明。
|
地方名・市場名 |
オ 場所愛知県知多半島南部 オイボ 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 場所香川県三豊郡詫間町・多度津高見島浦 クリガイ 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 場所香川県丸亀市広島町東元 オノカイ 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 場所香川県丸亀市本島町大浦・坂出市櫃石島 クリノカイ 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 場所香川県高松市香西北町柴山海岸・多度津佐柳長崎浦・丸亀市広島町釜ノ越・江ノ浦・立石 |
概要
生息域
内湾、汽水域。潮間帯〜水深10mの砂泥地。
銚子以南、京都府宮津市阿蘇海、九州。
臺灣(台湾)、東南アジア。
生態
貝殻は薄く、厚みがなく、浅い。黒い殻皮をかぶっている。大きくなる二枚貝で貝殻で12センチを超える。水管が長く、薄い皮をかぶり、赤い斑紋が散らばる。
雌雄同体。
基本情報
水産基本情報
関東・若狭湾以南の浅い砂泥地に生息する大型の二枚貝。
大型で食べてもおいしい貝なので、古くは各地で食用となっていた。
現在確認しているのは愛知県三河、京都府宮津など。
珍魚度 珍しい貝ではないが、漁業対象ではなく、ほそぼそと養殖されている程度。手に入れるのは至難。
選び方・食べ方・その他
選び方
味わい
貝殻は薄くもろい。
軟体は非常に大きく歩留まりがいい。足、水管は取りだしやすく使いやすい。
軟体部分 貝殻は薄く足と水管が大きい。見た目はナミガイに似ていて、食用となる部分も同じではないかと考えている。
基本的な食用部分 軟体部分の中でも消化器を外すと足と水管が残る。水管は大きく見た目的にも悪くない。
栄養
危険性など
食べ方・料理法・作り方
オオトリガイの料理・レシピ・食べ方/生食(湯引き)、ソテー(バター焼き)
オオトリガイの湯引き(刺身) 剥き身にして水管と足の部分を取り出す。ともに開いて、数秒塩ゆでする。冷水に落として水管の薄皮をむいて水分をよく切っておく。あとは食べやすい大きさに切る。
ナミガイほどは食感が強くないものの、貝らしい風味と甘味がある。
オオトリガイのバター焼き 足や外套膜などは熱を通しても硬くならず甘味がある。水洗いして剥き身にし、足と外套膜を取り分ける。水分をよく切り、バターとにんにくでソテーする。
好んで食べる地域・名物料理
加工品・名産品
釣り情報
歴史・ことわざなど