ホヤは幼体のときには脊索があり、魚に近い形態をもっていて、魚など脊椎動物の祖先にあたるとされている。自由生活の後に岩などに着生し、ツニシンで出来た丈夫な被嚢(ひのう)に包まれ、海中の有機物などをとり、成長する。
浅い場から深海にまでいるものだが、食用となっているのは比較的浅場に多いものばかり。
もっとも多く食べられ、養殖が行われているのがマボヤ科のマボヤ。これに北国にいるアカボヤが少ないながら流通する。
また韓国や東南アジアではシロボヤ科のエボヤ、シロボヤなども食べられている。
Molgulidae Lacaze-Duthiers, 1877/フクロボヤ科
Pyuridae Hartmeyer, 1908/マボヤ科
Styelidae Sluiter, 1895/シロボヤ科