形態◆貝殻はややもろく、非常に厚い。灰白色で放射肋が目立つ。画像右はサルボウ、バカガイなどに混ざるホンビノスガイ。
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マルスダレガイ科(Veneridae)について◆
国内には76種前後。
食用となる貝は多い。代表的なものはアサリ、ハマグリ、スダレガイ、コタマガイ、ウチムラサキなど。
二枚貝綱マルスダレガイ目マルスダレガイ科
ホンビノスガイ
(漢字/本美之主貝 英名/Cherry stone clam, Hard-shell clam)
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魚貝の物知り度/★★ 知っていると達人級
食べ方◆酒蒸し/刺身/みそ汁/煮貝/焼く/天ぷら ○美味
生息域◆アメリカ大西洋側が原産。東京湾などで繁殖している。
生態◆調べているところ
大きさ◆1メートル前後になる。
市場での評価・取り扱われ方◆入荷量の増えているもの。値段は安いが歩留まりが悪い。
漁獲方法◆腰巻き漁法
◆食べてみる◆
 大型になる二枚貝だが、貝殻が非常に厚い。英名に「hard-shell」とあるごとくだ。身は火を通すと硬くなり安い。
 特に大型は堅いので扱いやすさでは小振りのものの方がいい。
 酒蒸しなどは小さなものを使うとなかなかうまい。



 ヒモや貝柱はかき揚げにしてうまい。
 他にはバカガイのように軽くゆでて刺身にする。まったくの生よりも美味。
 船橋などでは、これをゆで貝にする。これがなかなかうまい。
 佃煮、煮貝などもよく、焼いても味はいい。
◆名物料理・郷土料理◆
ホンビノスガイの佃煮/千葉県船橋、木更津などで新名物として作られている。なかなかうまい。

ホンビノスガイの基本◆
■千葉県立博物館黒住耐二、岡本正豊(敬称略)による報告に1990年代中ごろに東京湾奥で稚貝が発見されたと書かれる。
■東京湾船橋沖三番瀬では大量に水揚げされている。
■汚染にも強くアサリとともに湾奥、東京湾京浜運河でも見ることができる。
■北米では重要な食用貝であるとされ、奥谷喬司にニューヨークの屋台で本種を生でレモンをしぼり食べたと記されている。
漢字◆
「本美之主貝」。
古くは「Venus」属であったために、ビーナス貝と呼ばれた。国内産の「Venus」属に和名「ビノスガイ」と先につけたため、このように「本」をつけることになった。
呼び名・方言
■市一時期「シロハマグリ(白はまぐり)」として出荷されたことがある
参考/『美食主義者の貝エピキュリアン』(奥谷喬司 日本出版社)
協力/千葉県立中央博物館 黒住耐二
■私見。市場魚貝類図鑑データベースから 
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