形態◆表(右側)は硬い突起のある鱗に被われる。裏側は薄汚れていて、皮膚がだぶついている。市場で見るものは粘液にくるまれて、汚らしい。
カレイ目(Pleuronectiformes) ◆
3亜目9科約123属約570種。
カレイ亜目、ウシノシタ亜目(シタビラメ)などに食用種が非常に多い。
カレイ亜目(Pleuronectoidei) について◆
5科約90属約340種。
ヒラメ科、カレイ科に食用種が非常に多い。
カレイ科(Pleuronectoidae) について◆
114種。
マコガレイ、マガレイ、ソウハチガレイ、アカガレイなど食用となる種が多い。
硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ科サメガレイ属
サメガレイ
(漢字/鮫鰈 英名/Roughscale sole)
学名/
Clidoderma asperrimum (Temminnck and schlegel)
その他のカレイ科の魚へはここから!
魚貝の物知り度/★★ 知っていたら達人級
食べ方◆刺身/煮つけ/ムニエル/フライ/塩焼き他 ◎非常に美味
大きさ◆70センチ前後になる。
生息域◆日本各地。東シナ海から渤海。ブリティッシュコロンビア。
生態◆
水深150メートルから1000メートルに棲息。
寿命はオスで9年、メスで13年。メスの方が大型になる。
産卵期は北太平洋の水深600メートルから900メートルで1月から2月。
クモヒトデを捕食している他食性など不明な点が多い。
市場での評価・取り扱われ方◆北海道、三陸、福島などから入荷してくる。ただし入荷量はそんなに多くない。非常に美味なのに粘液に汚れているのと、ウロコがザラザラで見た目が悪いため値段は安くお得。
◆食べてみる◆
 外見とは裏腹に上質な白身。クセがなく、脂がのっている。



 鮮度のいいものは刺身にして美味。ヒラメのように縁側がとれて、白濁した身にはたっぷり脂がある。大きいほど脂がのっていてトロっとしている。小型のものも脂こそ少ないが、食感がいい。

 煮つけ、塩焼き非常にうまい。
 またフライにしても絶品である。
 他にはムニエルなど。
◆名物料理・加工品◆
ホンダガレイ(サメガレイ)のフィレ/三陸などで作られている。上質のフィレで非常にコストパフォーマンスが高い。
寿司に関しては寿司図鑑へ!
サメガレイの基本◆
■味の割りに評価が低い。もっと値段が高くてもいい。
漁獲方法◆釣り底曳網/刺し網/底建網
漢字◆「鮫鰈」。
由来◆調べているところ体表、ウロコが鮫(サメ)のようにザラザラして棘立つ(とげがある)ため。
呼び名・方言◆
■三陸、福島では「ホンダガレイ」。
「イシガレイ」、「トンビホチ」。
釣り◆■調べているところ。
●同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
●参考/「平成16年サメガレイ太平洋北部の資源評価」東北水産研究所
■or無印は市場魚貝類図鑑データベースから
がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
●本サイトの無断転載、使用を禁止する