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魚貝類の物知り度
★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ
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魚貝の物知り度/★★
市場での評価・話題◆鮮魚での入荷は少ないもの。加工品などになる。また回転寿司などでの「縁側(えんがわ)」の原料のひとつ。アメリカ(アラスカ)、カナダなどからの輸入のほか国内でも東北、北海道などから入荷してくる。
生息域◆
東北以北、オホーツク海、ベーリングに棲息。
漢字◆「油鰈」。
由来◆煮ると油が大量にとれた。「油っぽいカレイ」の意。
呼び名・方言◆
市場では「油がれい」などと呼ばれる。また福島県では「黒がれい(くろがれい)」
食べ方◆ フライ/ムニエル/煮つけ/塩焼き/唐揚げ
一度冷凍したもの/
刺身/縁側

 戦後には食用ではなく油をとるために漁が行われていた。1メートル余りにもなる大きなカレイである。
 最近はフライ用のフィレや回転寿司の「えんがわ」として流通する。産地はカナダやアラスカ。
◆食べてみる◆
 
身は脂がたっぷりのきれいな白身である。鮮魚で流通するものよりもフィレで来るものがいい。鮮魚でくるものは鮮度が悪くやっと唐揚げや煮つけにできる程度。むしろ冷凍のフィレのほうが品質的には上である。このフライは絶品。またカラスガレイとともに本種も回転寿司などの「えんがわ」として使われてこれも捨てがたい。
 本種はアラスカやカナダなどから輸入される。漁獲後、船上で凍結されるものと、陸上で凍結されるものがあり、品質的にもバラツキがあり、生食用とうたわれないものは刺身などにするのは避けたい。また刺身にしても美味なので「生食用」と銘打てるものの流通も要望する。
 福島などから来る鮮魚は煮つけなどになるが料理のやりかたによっては煮ている間に溶けてしまう。ふっとうしてある程度煮汁が煮詰まったところに切り身を入れて短時間で煮る。また塩焼き、干物、唐揚げにもできる。
●ページ作成にあたり酉抜商店にいろいろ教わりました。感謝いたします
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カラスガレイとアブラガレイの見分け方
カラスガレイ
目の間がアブラガレイと比べて広い。上眼(すなわち左の目)が身体の端、身体の真横についているかのように見える
アブラガレイ
目の間がカラスガレイと比べて狭い。上眼(すなわち左の目)が身体の上にある。普通のカレイの位地によりやや端に寄っている
2004年に市場で見つけたもの。これがフライやムニエルにして味わい良しであった。また鍋ものにしても上品で食べやすい
酉抜商店 宮城県石巻市大宮町6-38
フライは上品ななかに脂の甘味と身の風味が感じられて美味