アメマス

Scientific Name / Salvelinus leucomaenis leucomaenis (Pallas, 1814)

アメマスの形態写真

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区正真骨下区原棘鰭上目サケ目サケ科イワナ属

    外国名

    Whitespotted char
    言語英名 
    Char Trout

    学名

    Salvelinus leucomaenis leucomaenis (Pallas, 1814)

    漢字・学名由来

    漢字 雨鱒。
    由来・語源 調べているところ。
    Pallas
    Peter Simon Pallas (ペーター・ジーモン・パラス)。ドイツの動物学者。主に冷水域の魚を記載した。ホッケ類、アイナメ類など国内海域にいる多くの魚類を記載。

    地方名・市場名

    生息域

    淡水→海水→淡水[サーモンタイプ]。
    千葉県利根川以北と日本海山口県以北の河川に遡上する。またアジア側では朝鮮半島東部からシベリアのレナ川、東部太平洋ではアメリカカリフォルニア州からカナダのマッケンジー川まで遡上。北太平洋、北極海に回遊していく。

    生態

    ■ サケの仲間は川で産卵・孵化し、海へくだりそこで大きく育ち、また川をのぼるという生活環(一生)を持っているものだが本種も同様。
    ■ 本州のアマゴ、ヤマメのように海に下らないもの(陸封型)がいて、エゾイワナ(オスが多い)と和名を変える。

    基本情報

    水産基本情報

    市場での評価 関東などの市場にはほとんどくることがないので北海道に問い合わせたら、味が他のサケ科の魚より劣り人気がないからだという。関東に入荷しても安い。

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    味はヤマメなどより身が軟らかく、単に塩焼きにすると味わいがなくなる。
    一塩して軽く干す、また酒、味醂の風味をつけて美味であった。
    またムニエル、フライなど油(バター、オリーブオイル)などと合わせると美味。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    北海道ではルアー、フライ釣りの対象魚。

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『新北のさかなたち』(水島敏博、鳥澤雅他 北海道新聞社)、『日本の淡水魚』(川那部浩哉、水野信彦 編・監修 山と渓谷社)
  • 主食材として「アメマス」を使用したレシピ一覧

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