さばみそ煮の作り方01 大型で旬のマサバを使って おいしいサイトマップへ/図鑑読本目次へ/市場魚貝類図鑑へ! |
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魚ばなれが進むと言われるが、思ったより魚が嫌いという人に会わない。また、その魚ばなれの元凶のように言われてしまうのがサバであったりする。ところがいざサバを食べさせてみて、嫌いという人にも出会っていないのである。 食べず嫌いというのは多いが、子供などにいちばん好かれるのがサバの文化干しやみそ煮である。文化干しは焼くだけだけれど、みそ煮は作ったことがないという人が多いのに驚かせられる。これは難易度の高い料理だと思われているのが大きな原因のようだ。 サバのみそ煮はそんなに難しいかというと、確かに手間はかかる。でも手順と最後のつめさえ間違わなければ誰が作ってもおいしい、便利なお総菜なのだ。 ちなみに我が家で作ると鍋一杯のみそ煮が数分でなくなるときがある。 さてサバのみそ煮には2種類の作り方がある。ひとつは旬の大型のマサバを使い、短時間で上品に作るもの。もうひとつは小型であったり、脂が少ないものを長時間かけて煮込むものである。 圧倒的に前者のほうがうまいのだが、魚には旬があることだし、良識的には2つの方法を知っておくべきだ。 さて、今回のものは旬の、しかも大型のマサバで、これなら3枚に卸して煮ていく。身が薄いだけに煮る時間も少なく、煮汁がポタージュのようなとろみになったら、すぐに出来上がりである。 このねっとりした甘いみそと身をからめながら食べるのだけれど、本能に真っ正直な子供など鍋にくっついた煮汁までなめてしまって後かたづけも簡単である。 ●市場魚貝類図鑑のサバのページにはここから! |
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