スズキ目イボダイ亜目スズキ科スズキ属  スズキ Lateolabrax japonicus
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魚貝類の物知り度
★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ
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物知り度/★★★★
■年間を通して入荷の多い魚。値段は安い
塩焼き/ムニエル/刺身他
 日本各地まら東シナ海にまで棲息する。本種は淡水の川にも遡上する。また棲息する場所も真水と海水が入り混ざった河口域などに多い。河川の汚染にも強く、東京湾などの湾奥、江戸川や京浜地帯でも群れがみつかる。釣りの世界では最近はシーバスと呼ばれルアーの対象魚として人気がある。
■1993年の秋に神奈川県川崎生麦市場で活けのスズキを購入した。外見は素晴らしく店の方の「いいものだよ」の一声につられた形となった。これが初めての石油臭いスズキである。それまで、関西でも故郷徳島ですらこんなスズキは食べたことがなかった。口に入れるまでもない、切っているときからドブのような臭いがしてきていたのだ。それ以来、東京湾産を敬遠していたが、1995年、東京湾中央部走水(横須賀市)で、たまたま釣り上げたものは、クサみはまったくなく、脂がのり、味もよい、と最高のスズキであったのだから不思議。食べ方でいちばんうまいのは焼くである。川魚にあるような香りがあって、しかもその白身には旨味がたっぷり。特に暑い夏のスズキは脂もあるせいか、香りも高いように感じる。また「スズキの洗い」は夏には欠かせない一品。刺身でもうまいのだが食感に乏しいのを補い清涼感豊かに仕立てるのが「洗い」である。「洗い」だけは活けでなければ造れない。
 またフレンチなどのポワレ、ムニエルにして風味があってうまい。和食では夏の魚という概念があるのに対し、洋の世界にはそれほど季節感がなく、値段もやすいため、築地をはじめ関東の市場では量的には和食の店より洋食(フレンチ、イタリアン)などに売れれる量の方が多いようだ。
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●千葉県富津産。八王子総合卸売センター内高野水産
島根県松江市の名物が「奉書焼き」である。はらわたをとりウロコはついたままで奉書に包み、オーブンで焼く。本来はウロコをとってしまうのだろうが、これだと和紙に皮がくっついてしまう。我が家ではウロコをあえてつけたままで焼く。中のスズキは程よく蒸し焼きになっている。これをしょうがじょうゆ、もしくはすだちなどを絞ったポン酢で食べる