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メジナよりも沖合を回遊している。鰓ぶたの後淵が黒い。全体に細長い。尾柄(尾ビレの基部の幅が広い)
●比較のためにメジナへ
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メジナ科について◆
■東アジアには3種。国内には3種(メジナ、クロメジナ、オキナメジナ)とも生息する。
■メジナ、クロメジナ、オキナメジナとも食用となる。
■食用としてよりも釣りの対象魚として知名度が高い。
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硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系
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スズキ目スズキ亜目
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メジナ科メジナ属
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魚貝の物知り度/★★★ 知っていたら通人級
食べ方◆焼き切り・刺身(韓国酢みそ)/
塩焼き(韓国風焼き魚)/ポワレ/煮つけ
○季節やとれる場所によっては美味、また非常に美味
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大きさ◆■70センチ前後になる
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生息域◆■房総半島以南。済州島、台湾、香港。 |
生態◆
■産卵期は11月から12月。
■メジナよりも沖合に多い。 |
市場での評価・取り扱われ方◆市場では珍しいものではないが入荷は少ない。少ないので一定の評価はなくやや安い |
クロメジナの基本◆
■磯釣りの代表的な対象魚。
■メジナよりも南方系。
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漁獲方法◆■釣り/定置網
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漢字◆
■「黒目近魚」、「黒眼仁奈」、「黒目品」。
由来◆
■メジナの仲間で黒っぽいため。 |
呼び名・方言◆
■関東などの釣りの世界では「オナガ(尾長)」、「オナガメジナ(尾長めじな)」、「オキメジナ(沖めじな)」。
■関西で「オナガグレ(尾長ぐれ)」と呼ぶ。
■愛媛県愛南町では「オキタカ」。
■「カマダキ」、「クルシチュー」、「クロコ」、「タカイオ」、「タカウオ」、「グレ」、「メジナ」。
●メジナ・クロメジナの呼び名方言のページへ
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釣り◆
■関東では伊豆七島などへの遠征で60センチクラスの「尾長(おなが)」を釣るのはとても人気がある。
■外房、駿河湾、伊豆諸島の船づりでも大型が釣れる。
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◆食べてみる◆
産卵期からして秋・冬が旬である。ただし産卵後を除くと夏でも比較的臭みもなく、うまい。
だいたい本種には生息場所の違いからかメジナほどは磯臭くない。
皮をつけたまま表面を焼き、切りつけて食べる。また普通に刺身にしてもうまい。
韓国料理を取り入れた食べ方をするとうまい。韓国酢みそ(コチュジャン、酢、味噌、胡麻油)や胡麻油、ニンニクなどをつけて食べることで臭いが気にならなくなる。
韓国料理には小麦粉をつけて胡麻油で焼くというのもあり、これもメジナに向いた料理。
フレンチのムニエル、ポワレ(切り身にして塩コショウ、油で焼く)の味は他の魚の追随をゆるさない。
●寿司に関しては寿司図鑑へ!
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
■は私見、市場魚貝類図鑑のデータベースから
●同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
●参考/『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂)
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