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◆食べてみる◆
タラバガニの仲間であるためにミソはほとんどない。食べるのは足の部分で蒸すのがいちばん。
身はふっくらとボリューム感があり甘み旨味とも上々。イバラガニ属の中ではうまいほう。
●タラバガニ科の調理法に関してはエゾイバラガニのページを参照
同定/『相模湾産深海性蟹類』(葉山しおさい博物館)
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
●愛知県一色町 一色在住の堀淳さんから
●本サイトの無断転載、使用を禁止する
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節足動物門甲殻綱十脚目異尾下目タラバガニ科イバラガニ属
イバラガニ
Lithodes turritus Ortmann,1892
●他のタラバガニ科へはここから!
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魚貝の物知り度/★ 知っていたら学者級
食べ方◆蒸す
◎非常に美味
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市場での評価・取り扱われ方◆産地でほそぼそと食用となっている。流通はまずしない。
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イバラガニの基本◆
■このタラバガニの仲間はサワガニやズワイガニなどの短尾下目ではなく、ホンヤドカリ、ヤドカリなどと同じ異尾下目である。外見的にはハサミを含めると脚の数は8本であり、最後尾の脚は細く小さく甲羅の中に隠れていて鰓などの掃除をするなど、こっそりと大活躍している。
■珍しいもので、食用とされるにはとれる量がすくない。
■市場で「いばらがに」として売られているのはイバラガニモドキ。本種ではない。
●イバラガニモドキのページへ
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生息域◆■房総半島沖、相模湾、駿河湾、遠州灘、紀伊水道、土佐湾、東シナ海の水深450~700メートル。 |
生態◆調べているところ |
大きさ◆■甲幅20センチほどになる。
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漁獲方法◆■カゴ漁/底曳網
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漢字◆■「棘蟹」。
由来◆棘(いばら)、すなわち棘だらけの蟹の意味。
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呼び名・方言◆調べているところ。
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蒸すと水分が多いのか、少しやせるが、味はとてもいい
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