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硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系カサゴ目フサカサゴ科メバル属
カタボシアカメバル
Sebastes kiyomatsui Kai and Nakabo,2004
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魚貝の物知り度/★ 学者級
市場での評価・取り扱われ方◆入荷は非常に希。アコウ、ウスメバルなどと混同されている可能性あり
生息域◆岩手県南部から高知県までの水深150~300メートルに棲息。
大きさ◆30センチ前後になる
漢字◆「肩星赤目張」
由来◆鰓蓋骨上の黒い斑紋から
呼び名・方言◆調べているところ
食べ方◆煮つけ(鍋物)/刺身/塩焼き/干物他

 近縁のウケグチメバルに似ているが明らかに文様が異なる。鰓ぶた上の黒い斑紋の違いなどから区別がつく。
 長い間、ウケグチメバルと混同されていたようだ。これを京都大学の中坊徹次氏と甲斐嘉晃氏が新種として発表したもの。
 実際、これを送ってくれた沼津佐政水産・青木修一さんも明らかにウケグチメバルとは別種と思っていたようだ。
 残念ながら
我がデータベースでもウケグチメバルの中に何枚も混ざってしまっていた。
◆食べてみる◆
 鮮度が良ければ刺身は上々。ただしアコウダイのように鍋物、煮つけの方が、この魚をより味わい尽くせるかもしれない。絹のような滑らかな繊維質の白身で旨味もあるし、脂も感じられる。他には塩焼きなど。
寿司に関しては寿司図鑑へ!
●駿河湾底引き網 沼津佐政水産 青木修一さんから
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カタボシアカメバルの鰓ぶた上の黒い斑紋は1点で下まで伸びない
ウケグチメバルの鰓ぶた上の黒い斑紋は帯状に長い



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