|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
魚貝の物知り度/★★★ 市場での評価・取り扱われ方◆関東には熊野灘、駿河湾、相模湾、東京湾、千葉県外房沖などから活けを含めて入荷する。エビのなかでももっとも高価なもの 生息域◆銚子から日向灘。 大きさ◆25センチ前後になる 漢字◆「藜蝦」 由来◆体の色合いがアカザ科の植物の若い葉の色合いに似ているため 食べ方◆ 生(刺身)/干物/オイル焼き フレンチでは●グラチネ(上火で焼く)/エチュベ(蒸し煮)/ポシェ(茹でる) エビの中ではもっとも高いものだ。だから市場でもレストランや寿司屋が買っていく。なかなか一般での消費が出来るようなものではない。 レストランなどでは「あかざえび」と表示するところと、「手長えび(てながえび)」とある店に分かれる。個人的には標準和名のテナガエビがいるということで「アカザエビ」を選択すべきだと思う。 ◆食べてみる◆ 鮮度さえよければ生のまま刺身にすべきだ。出来れば活け、もしくは揚がって当日か24時間以内がいい。この甘さ、旨味は表現のしようがない。また半割にしてオイルで焼く、また焼くというのも非常に美味である。 フランスでの「ラングスチーヌ」、イタリアの「スカンピ」にあたる。茹でてソースで食べたり、ブイヤベースに入れたりする。このコライユ(ワタ)を生かした料理も優れものだ。 またこれは番外編であるが、漁師さんなどは漁の最中に痛んでしまったアカザエビをみそ汁に仕立てる。これがまたうまい。 ●寿司に関しては寿司図鑑へ! ●東京での評価は「東京のさかな」へ ●静岡県沼津市沼津魚市場 佐政水産 青木修一さんから ●本サイトの無断転載、使用を禁止する |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright©2025 Bouz-Konnyaku All Rights Reserved.