タラバエビ科(甘えびの仲間)の簡単目次 市場一般名と標準和名 ★は本ページ
●タラバエビ科のエビは今や人気抜群となっている。でも市場一般での呼び名と標準和名がしばしば混乱する。ここに対比表を作った
市場一般名
標準和名
市場一般名
標準和名
ぼたんえび
トヤマエビ
ぶどうえび
ヒゴロモエビ
ぼたんえび
ボタンエビ
流通しない
ブドウエビ
ぼたんえび
スポットエビ(輸入)
縞えび(しまえび)
モロトゲアカエビ
甘えび(あまえび)
ホッコクアカエビ
北海縞えび(ほっかいしまえび)
ホッカイエビ
甘えび(あまえび)
ホンホッコクアカエビ(輸入)
甲殻類十脚目抱卵亜目タラバエビ科タラバエビ属 トヤマエビ  Pandalus hypsinotus
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魚貝類の物知り度
★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ
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物知り度/★★★
■国産のものも、ロシアからの輸入ものもある。年間を通して市場に入荷する。安くてもキロあたり2000円から20000円を超えることもある
刺身/塩焼き/天ぷら
 福井県以北の日本海側、北海道以北に棲息。
「甘えび(ホッコクアカエビ)」よりも浅い海域に棲息するので、タラバエビ科ではもっとも早く漁獲対象とされていて、北海道噴火湾では明治35(1902)
、36年のこと。また昭和30 (1955)年から漁業的開発が始まる。(参考文献/『新 北のさかなたち』水島敏博他 北海道新聞社)
 一般には「ぼたんえび」という呼び名で呼ばれている。本家のボタンエビの漁獲量が少ないので、こちらの方が名前を乗っ取った形だ。和名の「とやま」というのは最初に研究採取されたのが富山湾であるせいだが、漁獲量では北海道がダントツである。市場にくるのは卵を抱えた大型のメスが多い。これは孵化後2〜3年まではオスで4年くらいでメスに性転換するためである。
 市場では珍しいというほどではないものの、非常に高価なものであり、一般のスーパーや魚屋さんでは買えない。
●北海道西岸羽幌では「とらえび」と呼ばれる。
●産地としては北海道の日本海側、噴火湾などからの入荷が多い。
■味はタラバエビの仲間では甘味が少なく、さっぱりしている。そのぶん味は上品。大きさが20センチを超えるものもあり焼き物にしても旨い。左の写真下のものは市場に来てまだ生きていたもの。近年は活けの入荷もあり寿司屋で「おどり」というのも可能である。
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