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比較的漁業対象としては新しい。北方域でのスケトウダラの現象により、取って代わるものとして脚光を浴びている。 練り物などに加工されている。 千葉県から三陸沖合に多く、底引き網で大漁に漁獲されている。 現在のところすり身原料として重要なもの。 ◆食べてみる◆ スケトウダラに似た身質でより柔らかい。 クセのない白身である。 煮つけは肝とともに作ると美味。身の味わいは薄いのであるけど、肝のうまさが補って余りある。 肝は大きく、キアンコウのように蒸し上げると絶品である。 他には唐揚げ、フライ。 全体に水分が多いので、これを抜き取る工夫が必要になる。 ●宮城県石巻港 『天佑丸冷凍冷蔵株式会社』尾形清雄さんから ●参考/「平成16年 イトヒキダラ太平洋系群の資源評価」(東北区水産試験場 成松庸二、伊藤正木、服部務、上田祐司)同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会) ●本サイトの無断転載、使用を禁止する |
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