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関東ではあまり利用されないが新潟県や島根県、佐賀県では干物となるし、北陸若狭では煮干しに加工される。 鮮魚では天ぷら用にも流通する。九州では南蛮漬け、四国では刺身にもなる。 ●2005年30日に徳島県阿南市の「橘水産」という地方市場に行った。そこでまとまってとれていたのが本種である。そこでまず食べ方として上がったのが刺身である。小魚ではあるが刺身は独特の風味がある。これはもっと生食を調べる必要がある。他の地域でも刺身で食べるのであれば教えて欲しい。 ◆食べてみる◆ 鮮度がよければ刺身がいい。また酢締めもいい。 開いて天ぷらというのも特有の風味があり、プロももっと使ってみるといいのではないか。 徳島県阿南市の漁師さんは唐辛子をたっぷり入れた煮つけをつくるという。これが夏につくって美味。 身に水分がおおいのだろうか鮮度が落ちやすいので干物に加工する地域も多い。 ●寿司に関しては寿司図鑑へ! ●和歌山県雑賀崎からのヒメジ酢締め寿司へはここから ●参考/『新釈魚名考』(榮川省造 青銅企画出版)、『魚と貝の事典』(望月賢二 柏書房)、『日本の海水魚』(岡村収、尼岡邦夫編・監修 山と渓谷社) ●本サイトの無断転載、使用を禁止する |
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