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身体は縦偏(薄く)して、細長い。メス(画像一番上)の第一背鰭には明瞭な斑紋がある。オスの第一背鰭には未成熟のときには斑紋があり、大きくなると消える。メスの尻鰭は白く、オスは黒い。尾鰭は下の部分が黒い。オスには正中戦場から斜め後方に走る黒い筋がある。
ネズッポ科について◆
世界中の暖かな海に130種。国内に37種。
代表的な食用魚にネズミゴチ、トビヌメリ、ハタタテヌメリ、ヌメリゴチ、セトヌメリ、ベニテグリ。
硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系
スズキ目ネズッポ亜目
ネズッポ科ネズッポ属
ネズミゴチ
Repomucenus curvicornis (Valenciennes)
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魚貝の物知り度/★★ 知っていたら達人級
食べ方◆天ぷら/煮つけ/干物/刺身
○料理法によっては非常に美味
大きさ◆20センチ前後になる
生息域◆新潟、仙台湾以南、南シナ海。
生態◆
浅い砂地に生息。
産卵期は春と秋の2回。3月から5月と、9月から11月。
オスが求愛行動をとり、カップルができるとランデブーしながら放卵、射精する。
市場での評価・取り扱われ方◆関東では重要な魚のひとつ。「メゴチ」の中ではもっとも高い。価格はそれでもやや高値安定。
ネズミゴチの基本◆
■別名「ノドグサリ(ノゴクサリ)」。築地市場などで天ぷら用の「メゴ」2種。本種は古くは「ノドグサリ」、ヌメリゴチのことを「ネズッポ」と呼んだようだ。
■天ぷらの「メゴチ(女鯒or目鯒)」の代表的なもの。天ぷら材料として重要。
■コチ科(カサゴ目)ではなくネズッポ科(スズキ目)。コチとは縁がない。
「めごち」について◆
■漢字で「女鯒」もしくは「目鯒」。
■築地市場などでの「めごち」はネズミゴチ、トビヌメリ、ヌメリゴチ、セトヌメリ。
漁獲方法◆底曳網
漢字◆「鼠鯒」。
由来◆鼠顔(ネズミ)のコチの意味。
呼び名・方言◆
「ノドクサリ」、「ノドグサリ」は頭を顔として喉に当たる部分、すなわち腹部(はらわた)が腐りやすい。
関東では「メゴチ(目鯒)」。目が大きいコチ。
■関東では「メゴチ(女鯒or目鯒)」。コチの小さなもの。
■関西では「テンコチ(天鯒)」、「テンゴチ(天鯒)」。天ぷらに使うコチ。
■「ガッチョ」は意味不明。
■「ヌメリゴチ」、「ネバリゴチ」、「メゴチ」、
釣り◆関東でも、西日本でもネズミゴチはシロギス釣りにで外道として釣れるもの。砂浜や防波堤などからの投げ釣りでも釣れなくはないが数がまとまらない。と言うことで仕掛けはシロギス釣りと同じ、天秤仕掛けのアオイソメ餌の浅場釣り。シロギスを狙うなら餌を適度に動かすが、メゴチは動かさない。じーっと竿先を見ているのがいい。
◆食べてみる◆
 身は真っ白で繊維質のあるきめ細かなもの。
 大阪や関西で「天ごち」、すなわち天ぷらにする「こち」という意味あいで呼ばれるように、天ぷらは天下一品。ねめりのある皮目に独特の風味があるのがいい。
 また鮮度さえよければ刺身にしたい。小さな魚なので目立たないがヒラメに負けない、味わい風格。面倒だがこまめに皮を剥いて糸造りにする。
 干物は皮をつけても、はいでもどちらでもよい、皮つきのほうが風味がよい。焼き魚ほどの塩をして小一時間置き、表面の水分を拭きとって酒にくぐらせて干す。このとき七味唐辛子を振るとこれもおつな味である。
 唐揚げ、煮つけもうまい。
寿司に関しては寿司図鑑へ!
●同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
●参考/『魚の分類の図鑑』上野輝彌・坂本一男 東海大学出版局)、『魚類図鑑』(蒲原稔治 保育者)、『日本の海水魚』(岡村収、尼岡邦夫編・監修 山と渓谷社)
がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
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天ぷらは最上の部類。江戸前、大阪を問わずなくてはならぬ種。
意外においしいのが干物。乾かすとクセが出るので七味唐辛子をきかせる。



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