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スズキ目ゲンゲ亜目オオカミウオ科オオカミウオ属 オオカミウオ
Anarhichas orientaris
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魚貝類の物知り度
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物知り度/★★★
■我が国ではあまり食用とはしない。また一般に流通することもない
ムニエル/フライ/唐揚げ/ちげ鍋
 新潟県、茨城県以北の岩礁域に棲息。
 カニや貝などを強靱なキバと口の中に発達するきゅう歯で噛み砕き食べる。ちなみにこのきゅう歯であるがまるで一枚の厚い板のようになっていてキバでとらえたものを上下ですりつぶす役目をしている。実際、今度のオオカミウオの胃からは大量のトゲクリガニ、ホタテの貝殻が1キロ近く入っていた。ホタテの貝殻など鋭利に割れており、よくこれで胃が大丈夫だな、と感心させられる。

 残念ながら我が国ではあまり食用では利用されておらず、この『狼魚』というのも英名の『Wolf-fishes』を直訳したものである。
 
北欧では食用とすることは多くの文献にあり、これをペラペラめくるが、探してみると意外なことに詳しい食べ方が書いていない。これを探しあぐねた矢先に我がサイトの協力者が読売新聞の日曜版、なんと2003年8月3日のものを持ってきてくれた。これがなかなか詳しく、ここで紹介すると、ノルウェーのベルゲンではミンチにして肉団子のようにまとめ、スープの具とする。またフィッシュケーキというこの肉団子を揚げた薩摩揚げのようなものもあるのであると言う。フライにすると言うのも『海の魚』(上野達治著 北海道新聞社)にある。
■この魚、大きさまた鮮度によって大きく味わいを変化させるようだ。2キロくらいまでは、旨味も脂も少ない白身で、皮目にも臭みはない。これが大きくなると脂が多くなり、皮目にも臭みがでる。当然、小振りの物は刺身にもなり、またフライなどは軽い味わいで美味。大きくなっても皮を使わないで身だけならフライや唐揚げ、フィッシュ・アンド・チップスにしてうまい。北欧などで食べられるのは主にこの油で揚げる料理に限れれるのではないだろうか?
寿司に関しては寿司図鑑へ!
●宮城県気仙沼市makoさんからは小振りのオオカミウオをいただいた。
makoさんの「Angler's-Market]

●北海道、標津町産。金田さんから
(宮崎学さんに協力していただきました。学さんの「宮崎学森の365日へ」)
情報協力/
八王子東洋冷蔵増田正佳さん

ぼうずコンニャク風チゲ鍋
1 テフロンフライパンか中華鍋にごま油を入れ、そこの皮付のオオカミウオの切り身を入れる
2 少しごま油とからめるように炒めて、ここにコチュジャン、できればヤンニョンジャン(薬念醤 薬草などが入った、みそ状の調味料)を入れてからめる。ヤンニョンジャンがないと辛さが物足りないので韓国産トウガラシをたっぷり入れたい
3 ここに酒と水を注ぎ出来上がり。
鍋に移してチシャ、小松菜、モヤシなどの野菜と豆腐を加え、煮ながら食べる。
オオカミウオを使ったうまい料理
(写真上左)フィッシュ&チップス。こんな単純な料理がクセもなくオオカミウオの持ち味を引き出してくれる
(写真中)ムニエルにしたら、あっというまになくなってしまった。非常にうまい、煮ても焼いても生臭いのに油が介在すると絶品に変身
(写真右)皮付のまま唐揚げに。これは臭いが気になる、ならないで評価が分かれた

まずくて食べられなかったもの
(写真左)頭部を梨割りにして煮つける。見た目はうまそうであるが、煮汁には皮からにじみ出た脂が浮き、これが重たい、臭い。しかも身に旨味がぜんぜんない
(写真右)蒲焼。焦がすぐらいに焼き切り、蒲焼のタレを付け焼きにするが、やはり皮近くは臭う。また身にも旨味が感じられない



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