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スズキ目サバ亜目クロタチカマス科ナガタチカマス属 ナガタチカマス Thysitoides marleyi Fowler ●他のクロタチカマス科へはここから! |
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魚貝の物知り度/★★ ■評価など不明 刺身/ムニエル/煮つけなど 南日本、九州。 クロタチカマス科では珍しい種であると思っていた。それが和歌山県湯浅の魚屋、福井鮮魚のあかまんぼうさんが募集する珍魚の試食に掲載されているではないか。それで大急ぎで応募して手に入れた。お聞きすると日に何本かあがっているという。 ■体長80センチほどの大物である。それを三枚におろすと皮近くにするどい骨が張り付くようにあるもののタチウオに勝るとも劣らずの素晴らしい身である。指でなぞるとそれだけで脂が着く。この中骨近くの身を切り取って食べてみるとこれがとてもうまい。家人に食べさせるとマグロより好きだという。それで皮から5ミリほどの身を残して刺身用の柵をとる。皮近くはゆでて鋭く長い骨を取り去り煮つけにする。このアラからも素晴らしい出汁が出て、潮汁も作った。 料理法としては刺身がいちばんうまい。当然脂がのっていてうまいので煮つけでも、塩焼きでも上々である。刺身にするための柵をムニエルにして、またこれも結構な味。 今回作った料理は刺身、ムニエル、煮つけ、潮汁、中骨の障子焼き、塩焼きで総てによし。副産物として骨の楊枝も作る。 注/今回の本種への評価は体長80センチの大物であったこと、冬季(05年2月26日)であったということでつけたもの。本種の旬や大きさによる味わいの違いはこれからの課題。 ●和歌山県湯浅町、福井鮮魚『あかまんぼ.どっと混む!』 |
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