ウグイスガイ目ハボウキガイ科 ハボウキガイ Pinna bicolor Gmelin,1791 ●他のウグイスガイ目の貝へはここから! 魚貝類の物知り度 ★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ ●本サイトの無断転載、使用を禁止する |
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魚貝の物知り度/★★ ■あまりとれないので一般的に食用としないが各地で食べられている。 バター焼き他 房総半島、能登半島以南。 40センチを超える大型の二枚貝。見た目はタイラギにもにているが細長く貝柱が小さい。 葉山しおさい博物館の池田先生の話では今では三浦半島などでは少なくなり、当然大型の物はとても希少になってしまっているという。 写真は広島県倉橋島産。貝殻の長さが40センチ近くある。 余談だが「はぼうきがい」というのは「葉箒貝」から来ているのだと思う。これはシュロなどの葉を箒(ほうき)に作ったもの。 ■食べる部分は貝柱である。貝柱は殻頂に近いところに繊維質で硬く小さな物と、殻の中央部のやや大きいのがある。ともに貝殻の大きさからすると拍子抜けするほどに小さい。また当然、タイラギのように刺身や焼き物に使えるが甘味も旨味もいまひとつである。 ●寿司に関しては寿司図鑑へ ●広島県倉橋島 平本勝美さんから 『日美丸』のサイトへ |
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