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 子供の頃から親しんできた魚である。たぶん夜行性であるのか、昼間は護岸の勧農(かんのう 木と石で作られた護岸)の隙間にいることが多かった。これをつかまえるのは非常に簡単で、この隙間に「さばむし(ハエのうじ)」を餌とした置きハリでいくらでも釣り上げることが出来た。
 それが現在では激減している。このような希少となった魚をなんとか復活させる手だてはないのだろうか? 国土交通省なども自然破壊だけでなく、もっと未来を見据えた自然復帰を考えて欲しい。
◆食べてみる◆
 子供の頃からうまい魚とされてきている。主に甘辛く煮つけにされていた。これはクセがなく美味である。
 また滋賀県などではみそ汁、蒲焼きにする。
 広島県三次市には開いて干したものを売っている。香ばしく焼き上げて甘辛い醤油ダレをからませる。唐揚げなどにもできる。これもうまいのだ。
同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
参考/『新釈魚名考』(榮川省造 青銅企画出版) 『魚と貝の事典』(望月賢二 柏書房)
●徳島県美馬郡貞光町(現つるぎ町)貞光川
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顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱真鰭区ニシン・鰾下区
骨鰾上目ナマズ目ギギ科ギバチ属
ギギ
Psudobagrus nudiceps Sauvage
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魚貝の物知り度/★★ 知っていたら達人級
食べ方◆蒲焼き/煮つけ/みそ汁/干物
○美味
市場での評価・取り扱われ方◆一般に流通しない。産地でのみ売り買いされる。値段は現在では高い。
生息域◆中部以西の本州、九州北東部、四国吉野川水系。
生態◆沿岸の産卵期は5月から8月。流れの親かな場所にいて、夜行性。
大きさ◆30センチ前後になる。
漁獲方法◆釣り
釣り◆置きバリでサバムシ(さし)などのエサで、もしくはぶっこみ釣り、鶏の肝などをエサにして釣る。徳島県吉野川では深い場所では過去に40センチ近い大物が釣れた。
漢字◆「義々」。
由来◆関西地方の名で胸ビレの棘で「ギギ」と音を立てることから。
呼び名・方言◆徳島県美馬郡貞光町(現つるぎ町貞光)ではアカザを「赤ぎぎ」というのに対して「黒ぎぎ(くろぎぎ)」。
広島県三次市周辺では「ぎぎゅう」。



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