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腹足綱前鰓亜綱古腹足目ニシキウズガイ科 サラサバテイ Tectus niloticus ●他のニシキウズガイ科の貝へはここから! |
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二枚貝目次/巻き貝目次/タコイカ(頭足類他)目次/軟体類他索引/魚貝類の呼び名・方言のページ目次へ! 魚貝類の物知り度 ★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ ●本サイトの無断転載、使用を禁止する |
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物知り度/★★ ■関東などの市場ではまず見かけない。沖縄では漁の対象として健在で、また高級品だという 奄美諸島、小笠原諸島以南、潮間帯上部。 沖縄では年間50トン前後の漁獲量があるという。また味わいの良さから値も高いのだとのこと。放流などでの増殖の計画もあり、近い将来関東にもお目見えするかもしれない。 司馬遼太郎の歴史小説『木曜島の夜会』にも登場した、「高瀬貝」が本種である。パラオ、オーストラリアやパオアニューギニアなどから貝ボタンの材料として輸入されている。また貝ボタンは現在も高瀬貝(サラサバテイ)を主な材料として奈良県などで作られている。 ■サラサバテイは沖縄県ではなかなか高級品だという。画像のものを採取した、千葉の海人つづきさんともども料理の仕方がわからなかった。熱をとおすと非常に硬くなるのである。これは短時間に熱を通すから硬くなるのであり、少ない煮汁で4~5時間も煮ると硬くならずに美味なのだという。 ●以上の多くは、沖縄県水産海洋研究センター石垣支所久保弘文さんに教わりました。まことに感謝いたします。 ●千葉県千葉市の都築さんからお借りする |
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