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■縫合(体層と体層の間のくびれ)は浅いものや深いものがある。ときどき極端に細長い「ノッポバイ型」がある。
■オホーツク沿岸産である。
■色合いでの判断は難しい。同定は産地が重要。
●画像は北海道斜里産。
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軟体動物門腹足綱前鰓亜綱
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新腹足目エゾバイ科エゾバイ属
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魚貝の物知り度/★★ 知っていたら達人級
食べ方◆刺身/煮る/酒蒸し/天ぷら
◎非常に美味
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大きさ◆■殻長12センチ前後になる
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生息域◆■オホーツク海。 |
生態◆■水深100~1000メートル。 |
市場での評価・取り扱われ方◆
■入荷量の少ないもの。値段は安い。
■エッチュウバイなどと区別しないで販売されている。
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アニワバイの基本◆
■貝殻がこわれているものが多い。 |
漁獲方法◆底曳網/カゴ漁
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漢字◆■「亜庭貝」。
由来◆調べているところ。サハリン南部にあるアニワ湾(Aniva bay)に由来する
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呼び名・方言◆
■関東の市場では「シロバイ(白ばい)」。
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◆食べてみる◆
刺身にして美味。甘味があり旨味も上々ながら、エゾボラなどからすると柔らかい。硬い食感を楽しむ向きには評価が低くなる。
酒蒸しもうまい。蒸して柔らかく、甘味がある。また蒸した汁にも苦味が出ないのでフレンチでも使える。
煮つけ、天ぷらなどにしてもうまい。
●寿司に関しては寿司図鑑へ!
参考/『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
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