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タナゴ類では大型。口ひげは短く、身体に斑紋筋などがない。 |
コイ目コイ科について◆
■コイ目にはコイ科とドジョウ科の日本でも親しまれている2科がある。他の科は国内には生息しない。
■全世界の淡水、汽水、まれに海水に5科279属2662種。
■コイ科の食用魚にコイ、フナ類、モロコ、ハクレンなど多種ある。
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顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区ニシン・骨鰾下区
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骨鰾上目骨鰾系コイ目
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コイ科タナゴ亜科タナゴ属
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魚貝の物知り度/★ 知っていたら学者級
食べ方◆食べていない
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大きさ◆■14センチ前後になる
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生息域◆
■本来は琵琶湖淀川水系以西の本州と、九州北西部。
■東北、関東、中部、山陰、四国など生息域を広げている。 |
生態◆
■河川の中・下流域。平野部の湖沼や池、水路。
■藻類を餌としている。
■産卵期は7月から11月。産卵期には産卵管が伸びてイシガイ科(カラスガイ他)などの二枚貝に産み付ける。
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市場での評価・取り扱われ方◆各地で佃煮などに加工されるもの。鮮魚としての流通はほぼない。 |
カネヒラの基本◆
■タナゴ類中もっとも大型になる。
■タナゴ類では珍しく生息域を広げている。
■秋に産卵する。
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漁獲方法◆■張り網(定置網)/釣り
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漢字◆
■「金平」(?)。
由来◆■成熟すると赤味を帯びる。すなわち「赤」といえば金太郎である坂田の金時、これが成人して「金平」となる。これが由来? |
「たなご」について
■「タヒノコ(鯛の子)」の意味。
■「たいらなご(平魚子)」の意。
■水田に棲むので「田な魚」。
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呼び名・方言◆
■「ヒラボテ」、「オクマボテ」、「サンネンシュブタ」。
■北九州で「ニゴラ」、「ニゴロ」。 |
釣り◆■大型なので脈釣りや浮きづり。エサはサシや練り餌を使う。
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◆食べてみる◆
まだ食べていない。
●茨城県稲敷市桜川村古渡入 張り網(定置網)。諸岡清志さん
同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)、『日本の淡水魚』(川那部浩哉、水野信彦 編・監修 山と渓谷社)
参考文献/『平成調査 新霞ヶ浦の魚』(霞ヶ浦市民協会)、『湖国びわ湖の魚たち』(滋賀県立琵琶湖文化館 第一法規)、『北九州の淡水魚 エビ・カニ』(北九州市自然史・歴史博物館)、『新釈魚名考』(榮川省造 青銅企画出版)、『たべもの語源辞典』(清水桂一編 東京堂出版)、『日本の淡水魚』(川那部浩哉、水野信彦 編・監修 山と渓谷社)、『魚の分類の図鑑』上野輝彌・坂本一男 東海大学出版局)
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