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クロソイと
キツネメバル
タヌキメバル
の比較
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タヌキメバル
キツネメバル
涙骨(目の下の骨)にはっきりした棘がない
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クロソイ
涙骨(目の下の骨)にはっきりした棘がある
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全体に黒っぽい。はっきりした文様がなく尾鰭(おびれ)の後縁(いちばん端)に白い部分がほとんどない
●キツネメバル、タヌキメバル、コウライキツネメバルの3種の種としての独立性は確定的ではない。 |
硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系
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カサゴ目フサカサゴ科メバル属
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魚貝の物知り度/★★ 知っていたら達人級
食べ方◆煮つけ/鍋物/塩焼き/刺身
○美味
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大きさ◆■30センチ前後になる
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生息域◆■北海道南部以南から山口県、房総半島。 |
生態◆
■水深50~100メートルの岩礁域に生息。
■卵胎生。
■交尾期は秋から冬。出産期は初夏。
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市場での評価・取り扱われ方◆入荷は少なくない。値段は鮮度的な問題から安い。
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キツネメバルの基本◆
■「マゾイ(真ぞい)」のひとつ。
■関東では安くてうまい魚、すなわち惣菜魚となっている
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漁獲方法◆■釣り/刺し網/定置網
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漢字◆■「狐目張」。
由来◆■意味不明だが、タヌキメバルと見分けがつかない。タヌキキツネのたぐいで狐狸という意味合いか? |
呼び名・方言◆
■タヌキメバル型など混同している。
■北海道では「マゾイ」。
■「ソイ」というところと「スイ」というところがある。
■島根県では「クロボッカ」、「クロボッコ」、「ソイ」、「ヒキ」、「モロタビ」、「オキメバル」、「クロス」、「ツヅリ」、「ナダツヅリ」、「メバツヅリ。
■「キツコオホゴ」、「タケノコメバル」、「バドウ」。
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釣り◆調べているところ。
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◆食べてみる◆
鮮度のよいものは刺身になる。皮をつけたまま、皮を焼き切りつけると美味。
塩焼きは非常に美味。
煮つけも美味である。
塩焼きが美味であることから干物にしてもうまい。
味はタヌキメバルと変わらない。
同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
参考/『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂)
■私見
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
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