オニソコホウボウ (旧ページ)

ぼうずコンニャクの食べる魚貝類だけでなく多彩な生物の図鑑です。掲載種は2500種以上、食用の水産生物の一般的なものは総て網羅。検索法・食べ方を詳しく解説しています。

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形態◆一見ホウボウに見えるが、背の棘が発達し、吻棘（上顎から飛び出す棘）が長い。

カサゴ目（Scorpaeniformes) について◆
■世界中に７亜目25科約266属約1271種。
■硬い骨格をもち、棘や突起などが発達する。

カサゴ亜目（Scorpaenoidei) について◆
■フサカサゴ科、ホウボウ科など食用種を多く含む。

ホウボウ科（Trigidae) について◆
■熱帯・温帯に約100種。
■ホウボウ属、ソコホウボウ属、カナガシラ属。
■食用種にホウボウ、カナガシラ、ソコカナガシラ、カナドなど多数。

硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区

刺鰭上目スズキ系カサゴ目

ソコホウボウ属（Pterygotrigla）

オニソコホウボウ
Pterygotrigla multiocellata (Matsubara)
●他のホウボウ科の魚へはここから！

魚貝の物知り度／★　知っていたら学者級
食べ方◆刺身／鍋（ブイヤベース）／
塩焼き（干物）／ポワレ／煮つけ他
○美味

大きさ◆■30センチ前後になる

生息域◆■南日本、東シナ海、南シナ海。

生態◆
■水深220メートルから350メートルの砂泥地。

市場での評価・取り扱われ方◆底曳網であがるもの。産地でのみ流通。

オニソコホウボウの基本◆
■水揚げの少ないソコホウボウのなかでも、希少なもの。

漁獲方法◆■底曳網

漢字◆
■「鬼底方頭」。
由来◆■調べているところ。

呼び名・方言◆
■静岡県沼津市周辺ではたんに「ホウボウ」。

釣り◆調べているところ。

◆食べてみる◆
　白身でやや血合いの色合いが強い。
　刺身にして美味。
　旨味があるので塩焼き、煮つけなどにも向いている。
　鍋物材料、ブイヤベースなどにもいい。
●同定／『日本産魚類検索　全種の同定　第二版』（中坊徹次編　東海大学出版会）
■私見。市場魚貝類図鑑データベースから
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
●本サイトの無断転載、使用を禁止する
　

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