カレイ目ウシノシタ科イヌノシタ属 アカシタビラメ Cynoglossus joyneri ●他のウシノシタ亜目の魚にはここから! 魚貝類の物知り度 ★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ ●本サイトの無断転載、使用を禁止する |
|||||
![]() |
■市場に入荷することは多い方 ムニエル/スープ(フィメ・ド・ポアソン)/煮つけ/刺身 南日本から南シナ海に棲息。西日本からの入荷が多い本種ではあるが相模湾でも漁は行われていて、東京に住んでいちばん鮮度のいいものは小田原からくる。市場ではなかなか高級魚であり、この高値はフランス料理の分野がささえている。 熊本県天草では「あかくっぞこ」と呼ぶ。 ■鮮度さえよければ刺身にもなる。透明感のある白身でうまい。ムニエルはフレンチの定番であるが、バターと白身魚の味わいがマッチして最高の味。また本種は旨味成分が多く、ブイヤベースなどを造る祭にベースとなる。 有明海は本種の産地であるが、沿岸の郷土料理に様々な利用法がある。そのなかで「焼きささくちぞこ」というのがある。本種を焼き、干して出汁にしたり煮つけるというのだが、試したら旨味が増して素晴らしい一品になった。『佐賀の隠れ味』貞松光男著 佐賀新聞社 |
||||
![]() |
|||||
Copyright©2025 Bouz-Konnyaku All Rights Reserved.