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形態◆大きなサワガニのような形。真っ白で国内のものと比べて甲羅が小さく、足が長い。甲長14センチ、重さ1.6キロ
オオエンコウガニ科(Geryonidae)について◆
■国内には1種のみ。世界中に近縁種が生息。
節足動物門甲殻亜門軟甲綱(エビ綱)真軟甲亜綱
エビ上目十脚目抱卵亜目短尾下目(カニ下目)
オオエンコウガニ科オオエンコウガニ属
オオエンコウガニ/
スノークラブ
(オーストラリア)
Chaceon bicolor.sp
他のオオエンコウガニ科のカニへはここから!
魚貝の物知り度/★ 知っていたら学者級
食べ方◆塩ゆで/みそ汁/焼き物
◎非常に美味
大きさ◆調べているところ。
生息域◆調べているところ。
生態◆調べているところ。
市場での評価・取り扱われ方◆2003年はじめて見たもの。以来市場では見ていない。
オオエンコウガニ(スノークラブ)の基本◆
■オーストラリア産、アメリカや中国へ輸出されている。
■日本にはゆでて赤くならないことから人気がなく輸入されることが少ない。
漁獲方法◆調べているところ
英語◆「Snow crab」。
■雪のように白い蟹の意味。
「蟹(カニ)」について
万葉仮名で「加仁」。
■「カニ」という言葉は分類学的には十脚目短尾亜目以外の異尾下目にも使われる。科学的な原語ではない。
外国語◆
英語でCrab。フランス語でCrabe。ドイツ語でKrabbe。
由来◆
「か」は殻、「に」は丹の意味。
「皮丹」。
「甲丹」。
「か」は背中、「に」は丹。
甲羅が硬くよく逃げることから「堅逃」の転訛。
呼び名・方言・商品名◆調べているところ。
◆食べてみる◆
 カニの仲間は殻にアスタキサンチンという色素を持っており、茹でると赤くなる。しかしこのカニは茹でても白いまま。
 味はややさっぱりとガザミに近い。甲羅の内みは白い身がたっぷりと詰まっていて、食べでがある。
 非常に美味だ。
●生息域など詳しいことはオーストラリア、パースで水産物を取り扱う南勝啓さんから。おいしいカニで真っ白と言う点でも面白味があります。本種に興味のある方は問い合わせください
aussiemarine@upnaway.comまで
殻も真っ白なら身も白い。味わいは濃厚で甘みが強い。



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