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物知り度/★ 知っていたら学者級
市場での評価・取り扱われ方◆関東の市場にはまだ出回っていない(2008年現在)。一定の評価はない
生息域◆日本沿岸。小笠原
生態◆調べているところ
生態◆沿岸のタイドプール、また岩上。
大きさ◆総の長さは15センチを超える
漢字◆「房岩蔦」、「総岩蔦」。
由来◆総(ブドウの房)のようになるイワヅタの仲間
呼び名・方言◆熊本県天草郡苓北町では「海ぶどう」。
食べ方◆ 生食(そのまま食べる)/酢の物
熊本県天草地方では食用としている。天草漁業苓北支所では「海ぶどう」と呼んでいるが、沖縄の後塵を拝しているかのごとくで紛らわしい。例えば「五十鈴藻」とか、「藤の花藻」とか別の商品名を考えるべきだと思う。
◆食べてみる◆
沖縄の「海ぶどう(クビレヅタ)」に似ているが、ほんの少し酸味を感じる。食べた感じが梅干しに似ていると表現する人もいる。海藻としては非常に美味。他には江戸前ずしの変わりネタとしても面白い。
食べ方は基本的には汚れを落として、そのままというもの。この生食すると食感がよくて、口中さっぱりする。刺身の妻などにすると最上級のもの。
また、これは味わい的には落ちるのだが、湯豆腐の時に添えると面白い。豆腐の上にフサイワヅタが美しく、地味になりがちな湯豆腐という料理の新しい演出になる。
●熊本県天草郡苓北町天草漁協苓北支所
●同定他/千葉県立中央博物館海の博物館 菊地則雄
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緑藻綱イワヅタ目イワヅタ科イワヅタ属
フサイワヅタ
Caulerpa okamurae W.v.Boosse
●海藻の目次へ
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フサイワズタに熱を通すのはけっしてうまいとは思えないのだけど、豆腐にプチっという食感が面白く、また彩りが美しい
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