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◆食べてみる◆
刺身は透明感のある白身で、硬く締まっているので薄造りにする。あっさりしたなかに甘味があってかなりのうまさ。
鍋材料としてはいいだしが出て、身にも味がある。ホウキハタの鍋は最高にうまい。
その他、ムニエル、塩焼きと万能の魚である。
●同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
●参考/『魚』(1940 田中茂穂 創元社)、『魚の分類の図鑑』上野輝彌・坂本一男 東海大学出版局)、『たべもの語源辞典』(清水桂一 東京堂出版)、『高知の魚名集』(岡林正十郎 リーブル出版)、『新釈魚名考』(榮川省造 青銅企画出版)、『広辞苑』
■私見
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
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ベージュ色の地に独特の弓なりに背に走る筋文様がある
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ハタ科(Serranidae) について◆
■温帯・熱帯域に449種ほどが生息。
■代表的な食用種はマハタ、キジハタ、アカハタ、クエ、スジアラなど多数。
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硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系
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スズキ目スズキ亜目ハタ科マハタ属
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魚貝の物知り度/★★★ 知っていたら通人級
食べ方◆鍋(ブイヤベース)/刺身(カルパッチョ)/
ムニエル(ソテー)/塩焼き他
◎非常に美味
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大きさ◆■1メートル前後になる
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生息域◆■南日本。インド・太平洋域。 |
生態◆調べているところ。 |
市場での評価・取り扱われ方◆関東のいちばにはときどき入荷してくる。珍しいものではない。値段はとても高い。 |
ホウキハタの基本◆
■ハタは大きいほど高い。
■関東の市場には伊豆諸島からの入荷が多い。
■名付けたのは田中茂穂。
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漁獲方法◆■釣り。
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漢字◆
■「箒羽太」。
由来◆■文様から(?)。 |
「はた」について◆
■「漢字「羽太」は音からの当て字。
■「はた」とは「鰭(はた)」もしくは魚自体をさす。
■「はた」とは「斑(はだら)」であり、「斑紋のある魚の意味」。
■「はた」とは東京周辺での呼び名。
■ハタ類の一部を九州では「アラ」。
■ハタ類を大阪、和歌山などで「マス」。
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呼び名・方言◆
■高知市周辺では「クエ」。
■「アオナ」、「オーナイ」、「ツルゴ」、「ハルカナ」、「ハルナ」。
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釣り◆
■伊豆諸島、伊豆半島などでもコマセ釣り、生き餌釣りなどであがる。 |
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身は雪のように白い。旨味は淡く、食感がいい。上品な味わいで、もの足りなく感じるかもしれない。 |
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