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形態◆タイショウエビに似ている。やや赤味がかったり、青味がかったりするが色合いは灰色。 |
根鰓亜目(Suborder Dendrobranchiata)について◆
■クルマエビ下目のみ。
■チヒロエビ科、クダヒゲエビ科、クルマエビ科、サクラエビ科など。
■産卵後、卵を抱いて保護しない。卵を水中に放つ。
クルマエビ科(Family Penaeidae)について◆
■食用種が非常に多い。代表的なものにクルマエビ、ウシエビ(ブラックタイガー)、クマエビ、アカエビなど。
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節足動物門甲殻亜門軟甲綱(エビ綱)真軟甲亜綱
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エビ上目十脚目根鰓亜目クルマエビ下目
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クルマエビ上科クルマエビ科タイショウエビ属
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魚貝の物知り度/★★ 知っていたら達人級
食べ方◆フライ/天ぷら/ゆでエビ
◎非常に美味
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大きさ◆■20センチほどになる。 |
生息域◆■南シナ海、インドネシア、マレーシア、インド洋、南東アフリカ、ニューギニア、オーストラリア。広い分布域を持つ。 |
生態◆■調べているところ。
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市場での評価・取り扱われ方◆東南アジア、中東、アフリカなどから輸入されている。値段はやや高い。 |
テンジククルマエビの基本◆
■市場では「タイショウエビ」として取り引きされることが多い。
■国内では希に見つかる。
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漁獲方法◆■刺し網
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漢字◆■「天竺車蝦」、「天竺車海老」。
■インド周辺でとれるため。もしくは学名から(?)。
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「エビ」について
■「エビ」という言葉は分類学的には十脚目以外の甲殻類にも使われる。科学的な原語ではない。
■「海老」と当て字をするのは腰が曲がり、髭を生やした老人に似るため。長寿という意味合いから正月などの飾りにも用いられる。
漢字◆
■「海老」、「蝦」、「魚へんに暇の右」。
由来◆
■「体色がえび(ブドウ)に似ているから」。
■「『吉髭(えひげ)』の約転」。
■「『枝髭(えだひげ)』、『枝髭(えひげ)』の意味」。
■「『え』は『江』、『ひ』は『髭』」。
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呼び名・方言◆
■市場ではときに「タイショウエビ」、「ホワイト」、「バナナエビ」。
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英名(商品名)◆
■Indian white prawn、Banana Prawn、White Prawn |
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◆食べてみる◆
冷凍ものなので、天ぷら、フライ、ゆでエビになる。
ゆでても赤くならない。そのため寿司ネタとしては人気がない。ただし旨味甘みとも強く美味。
フライ、天ぷらにすると非常にうまい。
●愛知県一色町、毎味水産
同定/駒井智幸(千葉県立中央博物館)
同定/『原色日本大型甲殻類図鑑』(三宅貞祥 保育社)
参考/『日本語源大辞典』(小学館)、『海老』(酒向昇 法政大学出版局)
■私見
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
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