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◆食べてみる◆
まず、茹でて食べてみた。赤味が弱いのが気になる。これがいちばんエビの味がわかるためだ。やや硬めではと思ったが、ぷりっと口のなかではぜて、身から甘味とエビ特有の旨味が滲み出てきた。
天ぷら、フライにしても非常に美味。
生食可能であるとのことで、刺身にもしてみたが、これもなかなか美味。
●オーストラリアクイーンズランド州産養殖。
参考/『日本のエビ・世界のエビ』(東京水産大学第9回公開講座編集委員会 成山堂)、『日本語源大辞典』(小学館)、『海老』(酒向昇 法政大学出版局)
■私見
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
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形態◆タイショウエビに似ている。やや赤味がかったり、青味がかったりするが色合いは灰色。 |
根鰓亜目(Suborder Dendrobranchiata)について◆
■クルマエビ下目のみ。
■チヒロエビ科、クダヒゲエビ科、クルマエビ科、サクラエビ科など。
■産卵後、卵を抱いて保護しない。卵を水中に放つ。
クルマエビ科(Family Penaeidae)について◆
■食用種が非常に多い。代表的なものにクルマエビ、ウシエビ(ブラックタイガー)、クマエビ、アカエビなど。
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節足動物門甲殻亜門軟甲綱(エビ綱)真軟甲亜綱
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エビ上目十脚目根鰓亜目クルマエビ下目
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クルマエビ上科クルマエビ科タイショウエビ属
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魚貝の物知り度/★★ 知っていたら達人級
食べ方◆フライ/天ぷら/ゆでエビ
◎非常に美味
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大きさ◆■20センチほどになる。 |
生息域◆■フィリピンからペルシャ湾まで。 |
生態◆■調べているところ。
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市場での評価・取り扱われ方◆東南アジア、中東、アフリカなどから輸入されている。値段はやや高い。 |
バナナエビの基本◆
■タイショウエビ、テンジククルマエビ(インドエビ)、バナナエビはしばしば混同される。
■オーストラリアなどでの養殖ものも見かける。
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漁獲方法◆■底曳網/養殖
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漢字◆■「バナナ蝦」、「バナナ海老」。
■色合いから(?)。
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「エビ」について
■「エビ」という言葉は分類学的には十脚目以外の甲殻類にも使われる。科学的な原語ではない。
■「海老」と当て字をするのは腰が曲がり、髭を生やした老人に似るため。長寿という意味合いから正月などの飾りにも用いられる。
漢字◆
■「海老」、「蝦」、「魚へんに暇の右」。
由来◆
■「体色がえび(ブドウ)に似ているから」。
■「『吉髭(えひげ)』の約転」。
■「『枝髭(えだひげ)』、『枝髭(えひげ)』の意味」。
■「『え』は『江』、『ひ』は『髭』」。
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呼び名・方言◆
■市場ではときに「タイショウエビ」、「ホワイト」、「バナナエビ」。
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英名(商品名)◆■Banana Prawn、White Prawn |
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