甲殻上綱軟甲綱十脚目抱卵亜目エビジャコ科 フタトゲエビジャコ Neocrangon communis (Rathbun, 1902) ●他のエビジャコの仲間にはここから! 魚貝類の物知り度 ★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ ●本サイトの無断転載、使用を禁止する |
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魚貝の物知り度/★★ ■市場には他の海産物に混ざってくる 唐揚げ/茹でエビ 日本海、オホーツク内に棲息。 写真のものは2003年2月大漁で入荷の多かったハタハタに紛れていたもの。ビクニンやホタルイカ、ダンゴイカなど色々とあった混入生物の中でいちばん多いのが本種。 これは千葉県立中央博物館の駒井智幸先生に同定をお願いした。先生による同定の詳細を引用する。「フタトゲエビジャコとされるものには複数種が混在。北海道から東北の大平洋沿岸に出現するものと、オホーツク海、日本海に生息するものは別種であることは間違いないが、ベーリング海から北米西岸にかけて分布している個体群との関係がまだ不明確なため、結論が出ていない(要約)」というわけでフタトゲエビジャコの研究がすすむと別の和名・学名になる可能性がある。 ■味は他のエビジャコ同様とてもよい。まとまれば茹でエビ、唐揚げなど使えそうである。 同定者/駒井智幸(千葉県立中央博物館) |
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