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オマールエビにはユーラシア大陸沿岸にいるヨーロピアンオマールと大西洋アメリカ大陸沿岸にいるアメリカンロブスターの2種がいる。本種は青または濃い青で白い斑紋が体中に散らばる。体型はやや細長い。
●アメリカンロブスターへはここから
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甲殻上綱軟甲綱十脚目ザリガニ亜目アカザエビ科
オマールエビ
(ヨーロピアンロブスター、ウミザリガニ)
Homarus gammarus (Linnaeus,1758)
●アカザエビ科の他のエビにはここから!
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魚貝の物知り度/★★★ 知っていると通人級
食べ方◆ゆでる/蒸す/ソテー/焼く/
ソースアメリケーヌ/ブイヤベース他
◎非常に美味
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大きさ◆40センチ以上になる。
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生息域◆大西洋、ノルウェーから地中海。
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生態◆調べているところ |
市場での評価・取り扱われ方◆■本来のオマールで非常に高い。アメリカ産ロブスターの2倍以上(キロ当たり10000円前後)というのも珍しくない。
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オマールの基本◆
■本来のオマールは本種。
■オマールエビにはヨーロッパ産(Homarus gammarus)とアメリカ産が(Homarus americanus)あってアメリカのものが安くて一般的である。
■Homard a l'americaine(オマールエビの煮込みアメリカ風)もしくはアメリケーヌソースというのは本種もしくはヨーロピアンオマールが材料。この料理は1900頃、ピエール・ブレッスンがアメリカ人客のために考えた。
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漁獲方法◆調べているところ |
英名◆lobster(ロブスター)、Europran lobster
フランス名◆Homard(オマール)
ドイツ名◆Hummer
スペイン名◆Bogavante |
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◆食べてみる◆
味わいはアメリカンロブスターに勝る。味が濃い。
フランス料理の代表的な食材である。一番代表的なのはぶつ切りにして炒めてコニャック、ワイン、魚のスープと合わせて煮込むもの。この煮込んだ煮汁にコライユ(わた)と生クリームを合わせたものが「オマールエビの煮込みアメリカ風(ソースアメリケーヌ)」。手間がかかるがとてもうまい。
ただしいちばんうまいのは単純に蒸したもの。身が詰まっていて、甘味と旨味が強く非常にうまい。変に通ぶらないで市販のマヨネーズやタルタルソースで楽しむのがいい。
イセエビのように鬼がら焼きにしても旨い。
参考/『原色日本大型甲殻類図鑑』(三宅貞祥 保育社)、『食材魚貝大百科』(平凡社)、『プロ調理の基本2 フランス料理 魚介料理』(同朋社)
■私見
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
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