ムール貝

一般的に「ムール貝」と呼ばれる水産物についてのまとめページです。

「ムール貝」と呼ばれる水産物一覧

印は「ムール貝」ですがそれ以外はムール貝の仲間ではありません。

  • イガイ

    海水生。潮下帯から水深20メートルの岩礁域。 北海道から九州。日本各地で水揚げされる大型の二枚貝である。食用貝としての歴史も非常に古い。これが近年、ヨーロッパからの移入種であるムールガイ(ムラサキイガイ)に押されて陰が薄い。ムールガイが毎日のように市場をにぎわせているのに比べて、イガイの入荷量はごく少ない。そのため関東・・・
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  • エゾイガイ

    海水生。東北から北海道の水深50メートルまでの岩礁域。まだイガイ類Mytilus属の同定には自信がない。 ただし北海道からくる食用イガイ類には4形があり、Mytilus属はイガイ、エゾイガイ、ムラサキイガイの3種にあたるのではないか、と思っている。 普通、3種が混ざっている状態で入荷していると考えている。 関東の市場で・・・
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  • エゾヒバリガイ

    海水生。日本海、東京湾以北、ベーリング海。 水深100メートルくらいまでの砂泥地。イガイ科Modiolus属ゆいつの流通食用貝。 イガイ類のイガイ、エゾイガイと同様に扱われている。 大型であるが、泥を噛んでいる個体も多く、見た目の悪さも不人気の原因だと思われる。
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  • チリノムラサキイガイ

    海水生。 南アメリカ大陸チリの太平洋側ビオビオ〜ケープホーン、アルゼンチン大西洋沿岸。国内には剥き身で入荷してくる。 比較的小売り店でも見かける機会が多い。
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  • ミドリイガイ

    東南アジア沿岸原産。 東京湾以南。 潮間帯から水深10メートルの岩やロープなどに付着。1980年以降に日本に定着。 2011年現在、東京湾では普通に見られる。 一般的に流通することはほとんどなく、国内ではまだ流通していないものと思われる。 味もよく、見た目にもきれいなので、食用貝としての将来性は高いと思われる。
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  • ムラサキイガイ

    海水生。潮間帯、硬質底。 国内では北海道南部から九州の潮間帯から水深10メートルに付着。 原産地は地中海周辺、ヨーロッパ。 全世界の温帯域。 大正時代に国内に入ってきた移入種。はじめは「Mytilus edulis(ヨーロッパイガイ)」と混同されていたが、後にフランス西岸から地中海・黒海に生息していた本種(チレニアイガ・・・
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  • モエギイガイ

    南半球、西部太平洋岸。ニュージーランドで大量に養殖されている。 ボイルされているもの、片方の貝殻だけになったものなどを見かける。 ムラサキイガイとともに世界的に重要な産業種のひとつ。 築地や市場で見かけることはなく冷凍食品を扱う会社やスーパーなどでよく見かける。よく片方の貝殻をとり、発砲トレイにのっている。比較的商品化・・・
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  • ヨーロッパイガイ

    海水生。 大西洋、地中海、フランス西岸、イギリス、フランス、北ドイツ、アメリカ大陸東岸。ヨーロッパのイガイには地中海のチレニアイガイ(ムラサキイガイ)と、フランス東岸とイギリス、北欧のヨーロッパイガイがある。ムラサキイガイよりも小振りである。 ムールガイとしてはこちらの方が身が締まっているように思える。ブイヤベースより・・・
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