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境港は魚貝類の水揚げで日本屈指の漁港。
鄙びた町並みは古く、お散歩しても閑散として寂しいほどである。
それが境水道に沿う港、多くの水産関連の会社、そして無数に並ぶ漁船、そして漁船。
ここは明らかに港、しかも水産港が作る町なのだ。
境港水産物直売センター
鳥取県境港市
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松江までの旅の途中で立ち寄ったのが初めての境港。日本でも屈指の漁港ということで、さぞや魚臭い町だろうと思い込んでいたら意外や町は古めかしく、閑静で寂れた雰囲気でした。反面、繁栄の裏側にこんな古き町並みを残すのも魅力ではあります。町で食べた寿司もまさに江戸前、本格派でした。寿司屋の御主人曰く境港の飲食店は「レベル高いよ!」と言うことでした。
境港(鳥取県)と境水道を挟んですぐそばに見えるのがが島根県、またぐ大橋のたもとにあるのが『境港水産物直売センター』です。仲卸し、セリを行なう市場と隣り合わせであります。鮮魚店16店舗、どれも個性豊か、しかも鮮度抜群の魚貝類を売っています。
ただしこれらの魚屋は地元の人も利用する小売店、地のものだけではなく冷凍や輸入品もあるので観光のお土産を買うなら率直に聞いて購入することをすすめる。
今回は我が妻と娘が行ってきました。当日は平日であるためか人出は少なくて、ゆったり見てまわれましたが休日などは凄いこみようであるようです。
この時期、山陰名物の「青手がに(タイワンガザミ)」、「白ばい(カガバイ)」などが見られて、写真で見るように“かなり安い”。珍しいものではイバラモエビなどがさり気なく並んでいます。
季節が進めば、「丸子(ブリの5〜6キロのもの)」、マグロ、サバなどうまい魚がどんどん増えてきます。
また水産物加工の盛んな町のこと、名物の干物や加工品、山陰名物の「あご野焼き」などお土産選びは目移りして困難を極めることでしょう!
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2002年 6月28日撮影
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日本海でとれるイバラモエビ。殻が硬いのが難点ではあるが、味のよさは天下一品。
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2002年6月28日境港で水揚げしていた隠岐の島の船、『第28協栄丸』のみなさん、妻と娘がたいへんお世話になりました。しかも見ているとどっさりおいしい隠岐のサバやウルメイワシ、スルメイカなどいただきました。感謝する言葉を失うほど感謝。
『第28協栄丸』では乗り組み員の不足で大変なのだそうです。若者たちよ「海の男」になりに隠岐の島にいきませんか?
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市場から水道沿いに出ると、そこに水揚げする岸壁があります。当日入港していたのが隠岐の島の船、『第28協栄丸』。ウルメイワシやサバ、スルメイカなどをどっさりと水揚げしていました。
船の乗り組み員の方がデジタルカメラを向ける妻と娘に声を掛けてくれました。しかも新鮮なお魚までいただいてしまって。
この魚、さすがに東京で食べるものとはひと味もふた味も違っていて、たくさんいただいたのにあっという間に食べてしまいました。
今、水産、漁業の直面する問題は多いのですが、そのひとつが人手不足。『第28協栄丸』でも乗り組み員不足で困っているようです。日本海に浮かぶ隠岐の島は自然豊か産物豊富な住みやすいところだと聞きます。隠岐の島で漁師になる方、いませんか?
今回の残念!
下の写真の貝は当日持ち帰ろうとしたのに、いざ帰ろうとしたらなくなっていました。のどから手が出るほどホシイ!
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当日の主な魚はウルメイワシ、サバ、スルメイカなどでした。日本海の豊富な海の幸がたっぷり。水揚げを見守る荷主、仲買人の真剣な目が光っているようです。しかしそれにしても新鮮です。ウルメイワシは新鮮なら刺身が最高
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