永野廣のカメラ散歩 no.04
浦戸湾の
水質を守る


 高知市は鏡川、国分川などの河口に広がる高知平野にあります。背後三方を高い山に囲まれて高知にとって、この浦戸湾こそ古より表玄関でした。平安時代には紀貫之が、幕末には坂本竜馬、中岡慎太郎も、ここから旅立ちをした。
 今や、鉄道や道路にその役割をとって変わられたとは言え、浦戸湾は湾全体が高知港。港湾施設や漁港、高知中央市場などの水産施設、はたまた観光施設もたくさん点在します。
●もちろんえがに(ノコギリガザミ)や、うまいアサリ(ぼうずコンニャクが勝手に名付けて『だるまアサリ)、などがとれるのも浦戸湾。
 我が永野廣も浦戸湾を臨む場所に居を構え、浦戸湾に生かされています。漁はもちろん、水上パトロールなど浦戸湾に出ない日はありません。さてそんななかから、今回は浦戸湾の水質調査の模様をお伝えします。
 2003年3月12日、wの方と浦戸湾の水質調査に出掛けました。浦戸湾水質調査は2カ月に1度、高知市中央市場前から桂浜沖36メートルの間、全15ポイントの表面、海底の海水を採取しPCB、
ダイオキシン値などを測定します。いわばこの高知市役所の環境保全課の方達によって高知市を育む海は守られているのです。
 しかし、33万の人口を擁する都会に合って水質良好であるとのこと。確かにぼうずコンニャクが見ても浦戸湾は美しい。
揺れる船の上で、地道な調査活動をしているのが高知市役所環境保全課の技師のおふたり。女性の方が下元さん、男性が森澤さん