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カサガイ目ヨメガサガイ科 ヨメガカサ/嫁が笠 Cellana toreuma ●他のカサガイ目の貝にはここから! |
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二枚貝目次/巻き貝目次/タコイカ(頭足類他)目次/軟体類他索引/魚貝類の呼び名のページ目次へ! 魚貝類の物知り度 ★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ ●本サイトの無断転載、使用を禁止する |
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物知り度/★★ ■自家用に磯などで採取される 北海道南部から沖縄、台湾の磯に棲息。 殻長4~5センチ、殻高が低い。マツバガイやベッコウガサと比べて目だたないためか関東の手頃な磯でも数が多い。また本種はとれる場所で殻高や模様の変化が多い。 『ことばの歳時記』(金田一春彦 新潮文庫)に「ヨメガサラ」という貝が出てくる。これがどうもヨメガカサのことであるようで、本種を「かさ」ではなく「さら」という地域は多い。『日本貝類方言集』(川名興 未来社)徳島県、和歌山県などかなりの地域で「嫁が皿」もしくは「嫁皿」と呼ばれていることが出ている。金田一春彦は軟体類学者の波部忠重から聞いた話として“嫁にはたくさん食べさせないように浅い皿で食べさせる、という嫁いびりの習慣から名付けた”とある。 ■みそ汁にするとカサガイではもっともうまい。 |
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