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形態◆アヤボラと比べてやや細身、表面がごつごつ粗い。貝殻は真っ白で美しい。その全面に毛が生えている。
●アヤボラへ
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フジツガイ科について◆
■形、大きさは多様。
■肉食性。棘皮動物のヒトデなどを襲う。
■軟体(足)に斑紋があることが多い。
■国内に40種以上。
■食用となる貝にはアヤボラ、ボウシュウボラ。
■ホラガイ、ボウシュウボラなど楽器として使われることがある。(山伏が修業時、軍師が合戦時に吹いた。「法螺を吹く」などの語源)
■唾液腺などにテトラミンやフグ毒、解明されてない毒を持つものがある。注意が必要。
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軟体動物門腹足綱前鰓亜綱中腹足目(盤足目)
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フジツガイ科
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魚貝の物知り度/★ 知っていたら学者級
食べ方◆刺身/煮つけ
○美味
■唾液腺などに毒を持つ。除去してから食べる
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大きさ◆■殻長10センチ前後になる
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生息域◆■相模湾以南、四国沖。 |
生態◆■肉食性。
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市場での評価・取り扱われ方◆
■入荷量は希。値段は安い。 |
カブトアヤボラの基本◆
■アヤボラ(カブトアヤボラも同じだと思われる)の唾液腺にテトラミンの存在が確認され、また別の毒性分のある可能性もある(衛生研究所)。
■毛を除去して真っ白にしたものをみる(アヤボラである可能性もあり)。これをオードブルの飾りなどに使用。
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漁獲方法◆底曳網(混獲)
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漢字◆■「兜綾法螺」、「兜文法螺」。
由来◆調べているところ。
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呼び名・方言◆
■調べているところ。 |
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◆食べてみる◆
唾液腺に毒があり、胃、心臓、鰓などが集まる部分に泥を噛んでいることがある。まずはゆでるか、殻から取りだして、唾液腺を除去、泥などを洗い流す。
足の部分は刺身にしても美味。
ワタもうまいので煮てもいい。
●アヤボラと共通。
●静岡県沼津産
同定/『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)
参考/『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社)
■私見
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
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