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市場にはムラサキイガイに付着して入荷してくる
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甲殻上綱顎脚綱蔓脚亜綱無柄目フジツボ亜目
フジツボ超科フジツボ科Amphibalaninas亜科
アメリカフジツボ
Amphibalanus eburneus (Gould,1841)
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魚貝の物知り度/★ 知っていたら学者級
食べ方◆酒蒸し(ワイン蒸し)
○美味
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市場での評価・取り扱われ方◆一般的に食用とはしない。
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ミネフジツボの基本◆
■移入種。
■国内初見は1950年神奈川県横須賀。
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生息域◆
■本州以南の潮間帯から浅場。
■原産地は西部大西洋。 |
生態◆
■貝類の付着する。
■雌雄同体。隣接する個体同士が精子を交換する。
■幼生期(ノープリウス幼生、キプリス幼生)をへて貝などに着生する。
■岩などには水中接着セメントという物質で張り付く。
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大きさ◆■直径2センチほどになる。
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漁獲方法◆■
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漢字◆「亜米利加富士壺」。
由来◆峰を思わせるほどに大きくなるフジツボの意味。
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呼び名・方言◆青森県では「かき」。 |
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◆食べてみる◆
主に酒蒸しにして爪の部分を持って、ゆっくり引き出しながら食べる。
口にふくんだ途端に濃厚な海の香りと味わいが鋭角的に舌を刺激する。食べる部分は非常にすくない。
●同定/千葉県立中央博物館駒井智幸
●参考/『フジツボ類の最新学』(日本付着生物学会 恒星社厚生閣) 「海の移入種情報」(海洋生態研究所)
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
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