| 軟体動物門二枚貝綱翼形亜綱フネガイ目フネガイ科 サトウガイ Scapharca satowi (Dunker,1882) ●他のフネガイ科の貝にはここから! 魚貝類の物知り度 ★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ ●本サイトの無断転載、使用を禁止する |
||||||||||||
|
魚貝の物知り度/★★★ 市場での評価・話題◆アカガイと同様市場では重要種。豊漁不漁が激しい。値段はアカガイよりも安い 生息域◆房総半島から九州。 生態◆外洋に面した砂底などに棲息する。 大きさ◆殻長10センチを超えるものもある。 漢字◆「Satow貝」。 由来◆本種の名前「サトウ(satowi )」というのは甘い味の貝で「砂糖貝」ではなく、幕末に徳川幕府を打倒する薩摩藩、長州藩を助けたことで有名なイギリスの外交官アーネスト・サトウにちなむ。 呼び名・方言◆市場では単に「場違(ばち)」、「場違玉(ばちだま)。 食べ方◆刺身/茹貝/煮つけ 栄養◆タンパク質、脂質は少なく、ビタミン類、無機質の鉄、カルシウムなどが豊富。 アカガイが波静かな内湾にいるのに対して外洋に面した砂浜でとれる。九十九里でアカガイとして売られているものは本種であり、漁獲量が減り地元では高級品となっている。 市場には夏に多く入荷する。市場では東京湾、すなわち江戸前のアカガイが健在であるときには、九十九里からくる本種は産地が違う「場が違う」ということから「ばち」とか「ばちげえ」とか呼ばれて2級品扱いであった。それが今ではこの言葉自体消えつつある。2002年夏に市場でアカガイとして売られているものの放射肋をできるだけ数えてみた。すると韓国産からも38本前後のものが多く発見できた。 ◆食べてみる◆ 寿司職人は「『ばち』は色が悪いという。確かにプロからすると赤味は弱く、オレンジ色に近いが、味わいはアカガイと変わらない。刺身はとてもうまい。今では若い寿司職人など「ばち」とは知らずに赤貝として違和感なく使っている。 刺身などに加工するやり方はアカガイと同じ。 ◆赤貝の刺身の作り方は別ページにある ●寿司に関しては寿司図鑑へ! |
|||||||||||
![]() |
||||||||||||