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全体に赤い。キアマダイとは目の周辺の白い帯の形で見分ける。アカアマダイは目の後部から三角形もしくは、三角形に近い筋状になる
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硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系
スズキ目スズキ亜目アマダイ科アマダイ属
アカアマダイ
Branchiostegus japonicus (Houttuyn)
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魚貝の物知り度/★★★ 知っていたら通人級
食べ方◆一塩(若狭焼き)/昆布締め/
すし(棒ずし)/干物/蒸し物
◎非常に美味
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大きさ◆■50センチ前後になる
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| 生息域◆■本州中部以南。東シナ海、南シナ海。 |
生態◆
■産卵期は秋から冬。
■水深30メートルから140メートルの砂泥地に生息。
■砂泥地の小山になっているあたりに巣穴を掘り、エサを待ち受けている。集団で巣穴を作る。
■縄張りを形成する。
■雄の方がやや大きい。
■1歳で16〜19センチ、2歳で22〜23センチ、3歳で25〜26センチ、4歳で30センチあまりになる。雄で最大60センチ弱、雌で45センチ前後。
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市場での評価・取り扱われ方◆
■関東では現在もっとも値段の高い魚のひとつ。キロ当たり10000円以上と言うことも珍しくない。
■代表的な産地は石川県から福井、京都、兵庫、鳥取、島根、山口、長崎など日本海側。
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アカアマダイの基本◆
■国内で主に食用となるアマダイには3種あり、「シロアマダイ(白)、アカアマダイ(赤)、キアマダイ(黄)」。昔はシロアマダイが最高値、最上位にあるとされたが、近年はアカアマダイと変わらない。ともに非常に高価。またキアマダイは珍しく、一定の評価はないが、これもまた高級魚。古くからの3種の順位づけは間違い。
■「アマダイ」といえば基本的にアカアマダイ。
■神奈川県相模湾では1980年くらいまではアカアマダイの価値をほとんど知らなかった。あまり利用していなかった。
■関東ではあまり利用していなかった。
■1975年の『魚河岸の魚』にほとんどみそ漬けか開き干しに加工されるとある。
■関西では古くから高級魚。京料理などには欠くことの出来ないもの。
■若狭(福井県)名物で「若狭ぐじ」という。
■静岡県静岡市(旧清水市)興津の名産とされる。それで「興津鯛(オキツダイ)
■徳川家康に、おきつという奥女中が献上し、賞味されたから「おきつ鯛」。
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漁獲方法◆刺し網/釣り/底曳網
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漢字◆■「赤甘鯛」、「赤尼鯛」。
由来◆■赤いアマダイの意。
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「あまだい」について◆
■味わいに甘味旨味があるから。
■横から見たところがほおかぶりをした尼僧に似ているから。
■別名「クズナ」。 |
呼び名・方言◆
■アマダイ3種は混同されている可能性がある。
■京都、大阪では「グジ」。
■東京では単に「アマダイ」。
■愛媛県城辺周辺では「こずな」
■島根県では「コビル」。本種が他のタイよりも大きくならないため。
■島根県では「クズナ」。漢字で「屈頭魚」で頭のへこんだ魚の意味。
■「オキツダイ(興津鯛)」、「クジ」、「グチ」、「クズ」、「クズナ」、「ビタ(鐚、「鐚一文と言われるもっとも貨幣価値の低い銭」)」、「ナベクサラシ」、「スナゴ」、「ブドウサン」、「コビリ」、「ナゲソコ」。
■高知県では、「アカビタ」、「アカグシ」、「アカベタ」、「ベタ」、「アカビッタ」、「イヤビッタ」、「ゲンサク」、「ベッタリ」、「ケタグリ」、「ゴク」、「ナキビタ」。
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| 釣り◆相模湾でアマダイが釣りの対象魚となったのは1980年代の後半からではないか? 近年は釣りとしても人気が高い。それまでは冬期にマダイのコマセ釣りの外道のひとつであった。釣り方はコマセを使わない方天秤仕掛けの2本針、餌はオキアミ。 |