ムスジコショウダイ

ムスジコショウダイの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
40cm SL 前後になる。体高はあまり高くなく、側へんするが厚みがある。体側に6〜8本の褐色の縦縞があり、白い地よりも太い。縞は腹部にもある。鰭は黄色く、背鰭・臀鰭・尾鰭には大きな褐色の斑紋が散らばる。尾鰭は截形で、尾鰭後縁の黒い縁取りは狭い。[36cm SL・971g]
40cm SL 前後になる。体高はあまり高くなく、側へんするが厚みがある。体側に6〜8本の褐色の縦縞があり、白い地よりも太い。縞は腹部にもある。鰭は黄色く、背鰭・臀鰭・尾鰭には大きな褐色の斑紋が散らばる。尾鰭は截形で、尾鰭後縁の黒い縁取りは狭い。
40cm SL 前後になる。体高はあまり高くなく、側へんするが厚みがある。体側に6〜8本の褐色の縦縞があり、白い地よりも太い。縞は腹部にもある。鰭は黄色く、背鰭・臀鰭・尾鰭には大きな褐色の斑紋が散らばる。尾鰭は截形で、尾鰭後縁の黒い縁取りは狭い。[36cm SL・971g]
40cm SL 前後になる。体高はあまり高くなく、側へんするが厚みがある。体側に6〜8本の褐色の縦縞があり、白い地よりも太い。縞は腹部にもある。鰭は黄色く、背鰭・臀鰭・尾鰭には大きな褐色の斑紋が散らばる。尾鰭は截形で、尾鰭後縁の黒い縁取りは狭い。[36cm SL・971g]
40cm SL 前後になる。体高はあまり高くなく、側へんするが厚みがある。体側に6〜8本の褐色の縦縞があり、白い地よりも太い。縞は腹部にもある。鰭は黄色く、背鰭・臀鰭・尾鰭には大きな褐色の斑紋が散らばる。尾鰭は截形で、尾鰭後縁の黒い縁取りは狭い。[36cm SL・971g]
40cm SL 前後になる。体高はあまり高くなく、側へんするが厚みがある。体側に6〜8本の褐色の縦縞があり、白い地よりも太い。縞は腹部にもある。鰭は黄色く、背鰭・臀鰭・尾鰭には大きな褐色の斑紋が散らばる。尾鰭は截形で、尾鰭後縁の黒い縁取りは狭い。[36cm SL・971g]
珍魚度・珍しさ★★★
がんばって探せば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★
まずくはない
分類
顎口上綱硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目イサキ科コショウダイ属
外国名
Indian Ocean oriental sweetlips
学名
Plectorhinchus vittatus (Linnaeus, 1758)
漢字・学名由来

漢字 六条小姓鯛、六筋胡椒鯛 Musujikoshoudai
由来・語源 体側の片面に6本の縞があるコショウダイ属の魚という意味。
〈体は褐色で、6又は7条(希に8条)の水平暗色帯があり、地色の幅よりも広い……ムスジコショウダイ(新称) Plectorhinchus diagrammus(現Striped sweetlips)〉。『魚類の形態と検索』(松原喜代松 岩崎書店 1955)
vittatus 種小名も帯のある。『日本産魚類全種の学名 語源と解説』(中坊徹次・平嶋義宏 東海大学出版部 2015)
英名/sweetlips sweetlips はコショウダイ属の総称。直訳すると甘い唇だが、分厚く唇がやけに目立つから。

Linnaeus
Carl von Linné(カール・フォン・リンネ 1707-1778 スウェーデン)。二名法を確立。
地方名・市場名
アヤハイヴァカマ
備考アヤ・ハイヴァカマ。 参考『魚名からみる自然認識:沖縄・伊良部島の素潜り漁師の事例から』(高橋そよ 2014年03) 場所沖縄県伊良部島 
イシクデー
参考『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012) 場所沖縄県南城市知念漁協 
クレー
備考本種だけの呼び名はなく、コショウダイの仲間の呼び名であるクレーと呼ばれることが多い。 参考河村雄太さん 場所沖縄県石垣島 
ヤナクレー
参考文献 場所沖縄本島 
ハイバカマ
場所沖縄県宮古 
ツバキ
備考本来はアヤコショウダイの呼び名だが、同じように鰭が黄色いため。 参考河村雄太さん 場所沖縄県八重山 

概要

生息域

海水魚。浅い岩礁域、サンゴ礁域。
八丈島、[三重県尾鷲市]、和歌山県串本、高知県柏島、[宮崎県日南市油津]、薩摩半島西岸、屋久島、琉球列島、南大東島、尖閣諸島。
台湾、広東省、海南島、江西省、東沙群島、西沙群島、インドー西太平洋、ミクロネシア。

生態

基本情報

本州などでも揚がるものの漁獲と言うよりも発見されたといったもの。
沖縄などでは定番的な食用魚ではないが、しばしば見かけるもの。比較的手頃な値段で流通している。
珍魚度 主に鹿児島県、沖縄県の魚で、珍魚ではないが、沖縄などの食用魚の中でも水揚げの少ないもの。

水産基本情報

市場での評価 主に沖縄県、鹿児島県諸島部で流通。
漁法
産地 沖縄県

選び方・食べ方・その他

選び方

触って張りのあるもの。色が鮮やかで目が澄んでいるもの。鰓が赤いもの。

味わい

旬は不明。
鱗は小さいが硬くて取りにくい。皮は硬い。
血合いが赤く、赤みがかった白身。熱を通しても硬く締まらない。
希に磯臭い個体がある。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

ムスジコショウダイの料理・レシピ・食べ方/生食(刺身)
ムスジコショウダイの刺身 コショウダイ属ならではのきれいな血合い、緻密な筋肉で刺身は最高である。三枚に下ろして血合い腹骨をすき骨を抜き、皮を引き刺身状に切る。微かに酸味が感じられて、魚らしいうま味豊かで食感がいい。非常に美味。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど