スナイロクラゲ

Scientific Name / Rhopilema asamushi Uchida, 1927

スナイロクラゲの形態写真

傘の直径15cm 前後だが、意外に大きく感じる。傘の縁に8個の感覚器と64葉前後の縁弁より尖る。[相模湾小田原江の安定置に入り込んだ個体]
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傘の直径15cm 前後だが、意外に大きく感じる。傘の縁に8個の感覚器と64葉前後の縁弁より尖る。[相模湾小田原江の安定置に入り込んだ個体]傘の直径15cm 前後だが、意外に大きく感じる。傘の縁に8個の感覚器と64葉前後の縁弁より尖る。傘の直径15cm 前後だが、意外に大きく感じる。傘の縁に8個の感覚器と64葉前後の縁弁より尖る。
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★★
      がんばって探せば手に入る
    • 物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      🤚
      食用不可
    • 味の評価度


    分類

    刺胞動物門鉢虫綱根口クラゲ目Daktyliophorae上科ビゼンクラゲ科ビゼンクラゲ属

    外国名

    学名

    Rhopilema asamushi Uchida, 1927

    漢字・学名由来

    漢字/砂色水母 Sunairokurage
    由来・語源/色合いからだろう。種小名のasamushiは青森県の浅虫ではないか? 内田亨の命名だと思われる。
    Uchida
    内田 亨(1897〜1981)。静岡県生まれ。分類学者。クラゲ類などの分類・記載で有名。北海道帝国大学理学部(現北海道大学)。外来種のウチダザリガニは内田亨に由来する。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。
    本州陸奥湾以南。

    生態

    基本情報

    生きているときはコバルトブルーでとても美しいクラゲである。本種とビゼンクラゲは同種とされたり、別種とされたり。分類上の混乱があるようだ。
    ビゼンクラゲの中では小型ではあるが、寒天状で重い上に、触手に触るとチクチクと痛む。漁業的にはやっかいなクラゲ(Jellyfish)である。
    念のためにゆでてみたが、熱が通った感じがしない上に、食べてみたら海水のような渋味がある。
    珍魚度 珍しい生き物ではないが、海辺に流れ着く時季などがわからない上に、沖合いで定置網などに入っても捨てられる。意外に手に入れるのは難しい。

    水産基本情報

    市場での評価/流通しない。利用されていない。
    漁法/定置網
    産地/日本各地

    選び方

    触って張りのあるもの。触手などは危険なので触らないこと。

    味わい

    栄養

    危険性など

    触手などに触れるとチクチクと痛む。また触手などがちぎれて付着しただけでチクチクするのでやっかいである。痛みは長く続かない。

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/柳研介さん(千葉県立中央博物館分館 海の博物館)
    『原色検索 日本海岸動物図鑑 Ⅰ・Ⅱ』(西村三郎編著 保育社)
  • 主食材として「スナイロクラゲ」を使用したレシピ一覧

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